AF-S Nikkor 200-500mm F5.6EとNikon1 V3の組み合わせで82枚を撮影後Registaxにてスタック処理と画像処理を行った。
比較的高度が低かったので物は試しにと簡易赤道儀ポラリエに搭載して月追尾モードで撮影した。
元画像が何処かぼんやりしていたのはピントの追い込みが悪かったのかシーイングの悪さなのかはわからない。
Nikon1 V3のモニタ画面を見ながら手動でピントを追い込むのはなかなか苦戦する。
今のところD810のオートフォーカスの方が精度が良さそう。
Nikon1 V3でも一応オートフォーカスが効くのだが、中央一点のみで合わない時が多いのが難点。
先日撮った、一枚ものの写真の方が個人的には好みだな。
画像処理を追い込めば追い込むほど全体像がぼやける。
一応、落としどころは考えながら処理しているつもり。
今回はコントラスト高め、固めの処理。そんなところか。
装備が整っているので、最近は手軽に撮影できる天体写真として月が身近になった。
それでも月の表現については未だ最適解を導き出せてはいない。
周天会長が『月の撮影は難しく奥が深い』と仰っていた理由はよく解る気がする。
撮影状況はこんな感じ。
たぶんレンズを真上向けたら完全にバランスが崩れてまともに保持できないだろう。
過去、手持ちのレンズで撮影テストをしたのだが、月が南中を迎えるころだったので、AF-S Nikkor 70-200 F2.8Gが保持できず撮影不可だった。
それより圧倒的にAF-S Nikkor200-500 F5.6の方が重量があるので少しでもレンズが真上に向くとバランスが崩れるだろう。
今のところ、複数枚をスタックして画像処理をするのであれば、今回のレンズの組み合わせか、Reflex Nikkor500mm F8がベスト。
一枚仕上げであればD810とAF-S Nikkor200-500mm F5.6Eの組み合わせでオートフォーカス撮影&トリミングで処理する方法がベストだ。
ちょっとマニアックな撮影は画素数がほどほどで処理がしやすいD4がベスト。
そろそろ、セレストロンの赤道儀をまともに使えるようにならないといけないなぁ・・・。