蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

NEW WEAPON 2017 CELESTRON ADVANSED VX


闇夜にそびえ立る黒い影。

その正体は・・・。



以前周南天文同好会の大先輩であるE氏が同会会長に貸し出していたアイテム。
周天会長はそれを俺に貸し出してあげようかと話を持ち掛けられたのだ。
そうはいっても又貸しになってしまうので、本来の所有者E氏の許可のもと、貸し出しを快諾してもらえることになった。

『CELESTRON ADVANSED VX』
正直なところ、大変高価なものなので気安く借りるのをためらってはいたのだが、今後より天文に関する技術と知識を高めるためにお言葉に甘えさせてもらう事になった。

E氏には以前ポラリエを格安で譲ってもらっているなど、色々と面倒を見ていただいている恩人だ。
本当にありがとうございます。


取り敢えず初めて使う機材になるので現在玄関で説明書片手に使い方の勉強中。
赤道義としては初心者向けの中型機に位置付けられているようだが、設定や各種機器と接続することでかなり高度な撮影が可能なようだ。
最大積載荷重13.6kg。約40000個の天体データーベースを備えており、指定した天体への自動導入が可能。
実際一番重い機材の組み合わせであるNikon D4とAF-S Nikkor 70-200mmF2.8を赤道義に乗っけても何の問題もない。
最大積載荷重の4分の1以下だから当たり前か。
むしろ積載している物が軽すぎて、バランス取りをすると限界までウエイトを上げねばならず、あちこちに干渉してしまう。
わざと軽い装備を乗せてバランスウエイトを必要としない様にセッティングしないといけなさそう。
元は大きな望遠鏡を乗せれる設計なので当たり前なのだが。
いまは望遠鏡は持っていないので、カメラ用望遠レンズで撮影をしてみようと構想中。
今持っている望遠系レンズのラインナップだと
TOKINA AT-X400mmF5.6

Reflex Nikkor 500mm F8

この二機種辺りだろうか。
ううっ・・・トキナーはウラカンさんからの頂きもの。
レフレックスニッコールは周天会長からの借り物・・・。こいつに関してはE氏が周天会長に譲り渡したものだし・・・。
借り物ばかりでシステムを構築させてしまったがこれでいいんだろうか。
関係各位には誠に感謝申し上げます。


随分昔から『赤道義で天体写真を撮りたいなぁ』なんて思っていて、ビクセンのカタログを見てあまりも高い値段で断念。
その後に周南天文同好会に出逢い、天体撮影技術を学び、メンバーに機材を譲って貰ったり貸してもらったり・・・。
不思議なご縁でとうとう自動導入を搭載した天体観測システムを構築してしまった。


本当にありがたい話である。



取り敢えず使い方を習得してより本格的な天体撮影に臨もうと想う。
広めの庭。屋外コンセント。そして眺望できる北極星
後は天候と俺の腕次第。