自粛自粛と五月蠅い中。
結局家ですることと言えば限られてきて概ねそこに終着する。
その一つが子供と一緒にDIYだ。
王道の木工工作。
材料が手軽に入手でき、加工の難易度も低く、素人でもそれなりの品物を作ることが出来る。
そりゃホームセンターも大賑わいだ。
日頃工具も持たないようなお父さん方がなけなしの小遣いで鋸と金槌を買って小学校の図工以来の木工工作に汗を流すんだぜ。
意外にも鋸で水平垂直を維持しつつ寸法通りに切るのが難しく、さらに単純労働でしんどいことに気付くんだ。
当然、会社が休みなので俺も木工工作だ。
もちろん、忙しい中でもネタだけは温めている。要は時間が無いからできなかっただけだ。
そういう事で完成寸法から概ねの材料を購入し、作ろうと思っていたものを制作にかかる。
そう、何しろ父親から譲り受けた大工道具一式が自宅の倉庫に眠っている。
使い手次第では家を建てれるレベルのものだ。
その道具の一つがこれだ。
いや、割とマジでいい道具を譲り受けた。
信頼のマキタ製。『スライド丸のこ盤』だ。
こいつで水平垂直は確実に切断できる。それも真っ直ぐに。
切断面を斜め45度に傾けて切断することも出来る。結構これが重要だ。
なんならレーザーポインターで切断線を材料に投影してくれるのでケガいた線に合わせれば寸法だしも容易だ。
こいつでじゃんじゃん材料を切り出す。
金槌なんかも使わない。これまた譲り受けた電動インパクトドライバーでガンガン固定していく。
早い早い。
ペンキ塗りを息子がやってみたいという事なので塗りはお任せした。
で完成品はこんな感じ。
ランタンは写真映えするように置いただけで特に意味はない。
宅配ボックスだ。通販をすることが良くあるし、その度に不在だったりすることがあったのでわざわざ再配達をしなくていいように宅配ボックスを作った。
材料は一部手持ちの材料を使ったが、材料費3000円で事足りた。
真面目に宅配ボックスを買うとそれなりの値段だし、わざわざたまにしかやらない木工工作のために電動工具を購入したらそれこそ宅配ボックスを購入したほうが安くつく事になる。
結構工具が揃っているといるという事は重要だと感じる。
出来栄えは70点といったところか。
何度も作るうちに上手くなるんだろうけどね。
これだけでも丸一日時間を費やしてしまった。
明確に欲しいもの、それを作る為の工具と材料。
そして十分な余暇がDIYには必要だ。