【とりあえず、LEDの点滅(通称Lチカ)は理解し出来るようになった!】
仕事の下期の活動で「設備診断機を自作する」というプロジェクトが始動した。基本ベースとなるのは「Arduino(アルデュイーノ)」という小型マイコンを使用してその診断システムを構築しようという計画だ。
将来的にはこのマイコンで収集したデータはIoTへとつながっていく内容になる。さらにその先はAIだろう。
技術スタッフの支援を受けてやる計画なのだが、仕事半分、趣味半分、自己啓発の感覚で、独自に「Aruduino」のスターターキットと入門ガイドを自腹で購入した。8850円也。まぁ、ぜんぜん許容内。
すでに技術スタッフの手で完成しているものを手ほどきを受けながら真似て組んでプログラミングするだけなので、業務内容としては大したことが無いと踏んでいるのだが、以前から電子工作にも興味があったのでいいきっかけと思い、独学で始めてみることにした。
当然、このキットを仕事場に持って行くつもりはない。
診断機作成で使う部品類はすでに業務の予算で購入済の物を使用する。当然。
仕事とプライベートはきっちり分ける。当然。
仕事柄、電気配線やリレーシーケンス、ラダーシーケンスを相手にしているので電気の基本的なところは理解しているつもり。
高校時代にはポケコン(ポケットコンピューター)でプログラムもしたけど遠い昔の話。
C言語に近いプログラムコードを入力したりとか読み取ったりとかは全くないのでちょっと戸惑い気味なところではある。
この「Aruduino」に関していえば研究開発やプログラムの学習のために設計されたもので、色々なところで使われている比較的ポピュラーなシステムだ。
軽く調べて触ってみた感じだと、「なんでもできる」といった感じだ。
これで基本的なことが出来るようになると色々なところで応用が利きそうではある。
革細工でもそうだったが「革や工具を揃えたので何を作ろうか?」というのではなく「〇〇が欲しいから自作で作る為に一式そろえた」という目標先行型の方が本気度も高く、上達が早いものだ。
しかしながら今回は「とりあえず勉強のつもりで一式そろえてみた」という機材導入先行型なので、いろいろ上手に電子工作できるようになるのには長い道のりとなりそう。
2020年度から小学生でもプログラミングが必修科目になったそうだ。
デジタル庁なんてものまで創立されてるし、本格的にそういう時代になるのだ。
会社でも特にデジタル化やIoTが強調されて精力的に進んできている。
時代に乗り遅れないようにしなければ。
息子も、基盤に配線をしてプログラミングを調整するだけでLEDの点滅速度が変わったり、蛍のように段階的に明るくなったり暗くなったりする様をみて興味が沸いてきた様子。
「これでなにができるん?」
「上手にやれば何でもできると思うよ。」
「じゃあ、ロボット作りたい。出来るんかね?」
「アマゾンで売っとるぞ。ほれ。(画面ポチー)」
「このロボットが欲しい!!ほしいほしいほしいほしいほしい!」
ポチー。
普段、モノをせがまない息子がしつこくせがむのでポチッてみた。
【5670円也。まぁ許容内。】
プログラムコードなんか碌に理解していないのにいきなりこれかい。
自動停止、自動追尾、障害物回避、ライントラッキング、Wifi通信、スマホを利用しての遠隔操作まで・・・今時の車の自動運転のシステム以上のものがてんこ盛りやんけ。
何が凄いって、これで6000円以下で購入できるところ。
この価格的に敷居が低いというのもこの「Aruduino」のシステムのいいところらしい。純正のメインボードだけでも3000円以下で買えるしねぇ。
はてさてどうなるやら。
週末に息子と一緒に組み立てる予定。
ガワは出来てもプログラムコードを打ち込んで上手く出来る自信が無いんだが・・・。
まぁ、添付されているプログラムコードをロードするだけなんで問題ないと思うけど、いかんせんトラブルがあった時にコードから原因追求できるのかが問題。
これを手打ち出来たり、一目でどういうコードか理解できるようになったらかなりおもしろいんだろうなぁ・・・。