朽ちたモルトの張り直し。ネットで900円程度で販売されていたので自前で張り直した。
まぁ、ある意味これも味なんだろうけど。
この裏ぶたのモルトを張り替えるだけで防止できるのかも不明だし。
後は撮影結果を見て判断してみるだけだ。
モルトの交換後の裏蓋の締まり具合はきつめになっていたので悪くは無いのだろう。
あ、交換した後の写真撮ってねぇや。
想うところ。
この4連休であった出来事。
近隣の山奥にある、ここらじゃそこそこ名の知れた立派なキャンプ場で3歳の男の子が川に流されて死亡した事件がニュースで流された。
家族でキャンプを楽しむために訪れていたそうな。
亡くなられた子供とうちの子供が同じ保育園に通っていて年は違えども知った子だったようだ。
連休明け保育園で亡くなられた子の為に鶴を折ったそうな。
その子の為と言いつつも、何が起こったのか本人は理解は出来ていない様だった。致し方あるまい。
気候も良く天候にも恵まれた連休。今流行のキャンプブームに乗っかって家族団らんで非日常空間を楽しむ。
親御さんも、よもやこのような事になるとは思いもしなかっただろう。
その心中を察すれば心が痛んで止まないし、掛ける言葉も浮かばない。
毎年似たようなことを耳にする話だが、こうも身近で起きるとは。
何とも言えない考えが頭を巡る。
アウトドア全般に言える事なのだが、どんな短い時間でも一度外へと踏み出し分け入ればそこは非日常なのである。
そして、その先には平凡に過ぎる日常では得ることのできない、計り知れないほどの素晴らしい世界が広がっている。
決してテレビやインターネット、アミューズメントパークでは得られることのない体験がそこには在る。
『人生に野遊びを。』
愛用しているスノーピークのブランドメッセージはまさにその通りで、人生に野遊びというスパイスを加えるだけで世界が広がったように感じれる。
俺も大切にしている言葉の一つだ。
そして何よりも俺は体現している。
バイク、キャンプ、スキューバーダイビング、山登り。
そのどれもが素晴らしい世界を見せてくれ、自己の研鑽になったとすら思っている。
しかしながら、この非日常には必ず危険が付きまとう。
それらを完全に回避しようとするならば、もはやアウトドアなんてものはしてはならないし、外には出て行かないという選択しかないくらいの勢いだ。
子供が川に流される事態になる前にどのようなことがあったのかは知る由もない。それは非日常の狭間に隠れる闇なのだ。
こと、アウトドアという非日常には素晴らしい世界と表裏一体で、命にかかわる危険が潜んでいることを肝に銘じておかなければならない。
心よりご冥福をお祈りします。
合掌。