先日の周天会長宅での天体観測の時に撮影したオリオン大星雲。
この時期定番どころの被写体。Nikon Z50を望遠鏡につけて撮影。
月が高く、空も曇ったり晴れたりでコンディションとしてはベストとは言えない状態だったが、とりあえず記録として残してみた。
シーイングがいいともっと映せそうではある。
Z50のつれづれ・・・。
Z50の難点としては、30秒以上の露光時間はBLUBかTIMEの設定しかなく、なおかつ普段使っている有線のリモートコントローラーが使用できないこともあって、TIMEモードにて時間を計測しながらの露光時間のコントロールが必要になることだ。
いくら時計を見ていても、シャッターボタンのON-OFFは手動なので正確な露光時間の調整が困難である。180秒の露光で4枚撮影というような設定が出来ないのは、天体観測においては使い勝手が良いとは言えない。
話に聞いてみると、ニコンの有料ソフトウェアCamera Control Pro2であればパソコンとカメラをUSB接続し複雑な長時間露光の撮影が可能なようだ。
正直、そこまではしたくない。
リモコンもBuletoothによる通信の為、新たに専用リモコンを入手したが、せいぜいシャッターボタンを押す時の手振れを軽減できる程度だろう。
シャッターボタンの機能しかない赤外リモコンよりは色々と機能は付随しており、ある程度設定が可能なようなのでこれから使い勝手を考えながら設定を練り込んでいくつもりだ。
設定の練り込みという点でZ50本体を見てみると、iメニューや2つのFnボタン、動画ボタンに自分が良く使う設定を割り当てることが出来るので、使い勝手がいいように自分流に調整できるところが意外と便利だ。
Wi-Fi通信でスマホと連携できるSnapBridgeという専用アプリがあるが、せいぜい絞り・シャッター速度・ISOくらいしか撮影条件の設定が出来ない。直接カメラのデータをスマホに転送できるのは非常に便利だが、せっかくなのでカメラのメニュー画面を全てコントロールできるくらいのアプリであっても良かったように思える。
Z50は立ち位置としてハイエンドモデルではないので、本体機能もある程度限定的にはなるが、せっかくBuletoothやUSBが付いているので、外部機器やアプリくらいは機能てんこ盛りでもいいんだけどねぇ。
あ、アクセサリーシューが共通だったのは良かった。何せストロボが使えるからねぇ。Nikon1はそこら辺の互換性が無かったので困っていた。Nikon1専用のストロボなんて買う気は無かったし。
カメラやレンズの基本性能はやはり高いので、設定の練り込みと色々と使い込んで面白い写真を狙っていきたい。
時間がなかなか無いけれど・・・。