現在会社での長期研修中でチームリーダーとしての教育を受講している。
その教育の一環で本を読むことになった。
当社社長の伝記、上杉鷹山、ピーター・ドラッカー、そしてこの八甲田山のお話。
そのうちの一つを選んで課題に対するレポートを来月初旬に提出せねばならない。
何故か文庫本の体を成しているのは八甲田山のみであとはリングファイルにプリントしたものがファイルされている粗末なものだった。
そこそこの厚さだったので内容はしっかりしているのだろう。
活字を読み慣れていない周囲の人間は文庫本のカタチを毛嫌いしたのか、率先して選ばない雰囲気だったので、俺はすぐさま『八甲田山死の彷徨』を手にした。
実をいうと映画でも何度か見たことあるし、何よりも山を、特に雪山を学ぶと行き着く災害事例の一つだったので概要だけは把握していた。
ここだけの話、ズルをしたと言われると否定はできない。
月曜日に受け取って昨日読了し、レポートも完成させた。
初めて八甲田山死の彷徨の小説を手に取って読んだのだが、率直な感想としては映画よりも小説の方が面白かったわ~。一気に読み終えた。なんでやろ。
興味のある分野だったからかなぁ。
周囲の人間は盆連休にでものんびり読む気でいるようだ。
これから寝る間もないような課題が増えたらどうするんだろうか。
そんな危機管理で八甲田山雪中行を完遂出来やしまい。