蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

NEW WEAPONS 2019 炎剣

 広島ポイ部で自作のステージ道具を作り始めるようになって、「炎剣があるとステージが映えるよね。」ということが話題になった。

ikazuti-d.hatenablog.com

 昨年の山口ゆめ花博で日本を代表するようなファイヤーパフォーマンス集団・火付盗賊のステージを見て尚更それを感じたのかもしれない。

 

 

 

広島ポイ部技術開発局・岡局長。

『さぁ。見給え。これが新しいステージ用の兵器だよ。』

と、とも人キャンプ会場到着と共に広げたアイテムの数々・・・。

f:id:ikazuti-d:20190504165757j:plain

すでに、ケイン・A☆Pさんが所有している炎剣の第二世代群。

いや。まんま兵器やんけ。(形状あかんやつやん。)

もうね。少年漫画に出てくる悪の組織の幹部でね。いるよね。

マッドサイエンティスト的な開発系のヤバい奴が。

もうね。岡君、まさにアンタそんな奴だよ。

こいつ・・・狂ってる。(褒め言葉)

『さぁ。DAISUKEさん。あなたにはこれだ。炎剣第二世代のうち、あなたをイメージして作り込んだ一振りだよ。』

f:id:ikazuti-d:20190504165718j:plain

真ん中の迷彩柄の太刀を一振り渡してきた。

たしかに、俺はアウトドアシーンで迷彩柄の軍パンとタンクトップという姿が多いので、真のイメージカラーだろう。
ikazuti-d.hatenablog.com

年々、その技術力を高める岡君が制作する機材は見事の一言に尽きる。

ありがとう。大切に使わせてもらいます。

というか使いこなせるように何とかします。

ここまで来たら、これを使ったステージ構成を考えないとねぇ・・・。

 

 

そうそう。

いままでのステージは必ず音響のシステム(いわゆるPA)のあるような場所で演技をしていたのだが、今後はそこらへんも自前で賄えないとステージそのものを出来ない可能性が高い。

メンバーはうすうす感じていたようではあるが、大道芸人が道端や会場の一角でパフォーマンスをするときは音響システムも自己完結している。

せめて、ある程度のパワーで音を鳴らすシステムが無いかと模索していたら・・・。

f:id:ikazuti-d:20190501065033j:plain

あるねぇ。

大工の父親から譲ってもらった道具の中にマキタ製の電動ドライバーと充電器・14.4Vのリチウムイオンバッテリーが・・・。

こいつを流用できる音響機材がマキタにあったのでポチッとしてしまったよ~。

f:id:ikazuti-d:20190501071755j:plain

マキタのバッテリーを差し込めば、かなり大音量で綺麗な音が流せることが可能!

カタログスペックでは8時間近く流せることが出来るのでステージには十分耐えれるだろう。

マキタのネックはちょっとした機材よりもバッテリーの方が高価な事。

ここら辺の敷居が低かったので、簡単に導入できたのも一因。

実はアウトドアで使っているワーク用照明も、車中泊用の小型扇風機もマキタ製だったりする。

 容量の大きなバッテリーを追加しても良いかもしれない。

所有しているマキタ製照明も、今回のスピーカーもUSBポートがあるのでスマホなどの充電も可能。

災害時などに役に立つかもしれないと思っている。

f:id:ikazuti-d:20190501071228j:plain

音源はスマホからBluetoothによる接続。

USBメモリからの読み出しも可能だが、読み出しの安定性はBluetoothだ。

スマホに演目のプレイリストを作っておけば、流しっぱなしでOK。

とも人キャンプで音量や響きを試してみたけれど問題なく使えそうだ。

 

 

さて、準備は整った。

f:id:ikazuti-d:20190422220638j:plain

斬り込む先は、一先ずここか。

 

 

 

 

 

ikazuti-d.hatenablog.com

 

 

 

とも人のおまつり 打ち上げ

とも人のおまつりの主催メンバーから出演依頼が例年3月ごろにやってくる。

貰ったフライヤーをアースディで配るのが今までの流れだったが、今回の連絡は違った。

今年は開催地である高坂自然休暇村が閉鎖されたためお祭りそのものの開催が窮地に立たされているという連絡だった。

キャンプブームの中でキャンプ場そのものを借りてイベントを催すのもかなり困難だろう。

毎年来てもらっていたのに準備が出来なくて申し訳ないと謝罪され困惑した。

むしろおんぶにだっこで出させてもらっている手前、何も手伝いできない我が身の弱さに辟易した。

前回のとも人のおまつりの打ち上げの時に、「10年目の区切りとして一度イベントを終わらせる」という話を聞いていた。

だから尚更だった。

そして、今回はイベントという形をとらず、『打ち上げ』という形で主催者だけで集まって遊ぼうという事になり、お誘いを受けすぐに快諾した。

場所は広島県府中町にある諸田サンスポーツランドにあるオートキャンプ場だ。

f:id:ikazuti-d:20190504123548j:plain

主催者の本拠地が尾道という事、とも人のおまつりの開催地近隣。

そういう事でいろいろ探した結果ここに辿り着いたらしい。

まさか此処になるとは・・・。

何か縁深いものを感じざるを得ない。

 

ikazuti-d.hatenablog.com

 とも人のおまつりで広島ポイ部の演舞を見に来ていた太鼓ユニット『我龍』のリーダーにスカウトされ、初めて一緒にステージに立たせて貰った、広島ポイ部としては非常に思い出深い場所だ。

 

 

メインステージから遠く離れた湖畔の一角にともびとの集落が出来ていた。

f:id:ikazuti-d:20190504093340j:plain

ステージから流れる音楽も会場の中心となる焚火もないが、空気感はとも人のお祭りそのものだった。

九州で開催されている超大型野外イベント『虹の子祭り』。

かつて『虹の岬祭り』としてやっていたイベントも名前を変えて盛大になっており、とも人おまつりで出逢った踊り子・牧瀬茜さんも『虹の子祭り』に出演の予定だった。

そちらに行かないと逢えないかなと思ったらなんと、当キャンプ場にいた!

九州に向かう道中で立ち寄ったらしい。

すぐに九州に発ったが、わずかな間でも時間を共有できてよかった。

f:id:ikazuti-d:20190503153918j:plain

彼らの陣地の隣にテントを立てる。

f:id:ikazuti-d:20190504121754j:plain

一人用のテントから始まったキャンプスタイルも、いつの間にか重装備になった。

 

せっかくなので俺だけでなく広島ポイ部のメンバーにも呼びかけた。

f:id:ikazuti-d:20190503164613j:plain

ファイヤーパフォーマンスチーム不知火時代からの盟友ケインが到着。

彼の一人用テントは俺が餞別に与えたツーリングテントだ。

生れてはじめて手に入れたテントで15年以上前くらいになるんじゃないかな?

大切使ってくれている様でなによりだ。

f:id:ikazuti-d:20190504182030j:plain

陽が沈むころ。集まったメンバーで乾杯。

場所や形は違えども、とも人のおまつりには変わりなかった。

f:id:ikazuti-d:20190503184333j:plain

f:id:ikazuti-d:20190504162120j:plain

f:id:ikazuti-d:20190503191038j:plain

生活の中心に火を焚いて。f:id:ikazuti-d:20190503185314j:plain

f:id:ikazuti-d:20190504182455j:plain

食べ物をシェアして、夜通し飲み明かす。

やっていることはいつものとも人のお祭りと一緒。

f:id:ikazuti-d:20190504121421j:plain

二日目には広島ポイ部からA☆Pさん、こうきくん、岡君の後詰め。

広島ポイ部のブースの完成だ。

f:id:ikazuti-d:20190504192952j:plain

ゆっくりとした時間の中、飲んだり食べたり遊んだり。
f:id:ikazuti-d:20190504190755j:plain

f:id:ikazuti-d:20190504163759j:plain

流石に無許可で火を使うのはまずいので、LEDポイで遊ぶ。

f:id:ikazuti-d:20190504215635j:plain

今度は火をつけてやりたいね。
f:id:ikazuti-d:20190504214434j:plain

f:id:ikazuti-d:20190504214753j:plain

 

f:id:ikazuti-d:20190504015841j:plain

今夜は新月。星が綺麗だ。

『始まりがあれば終わりがあるように』
ここで終わりを迎えただけなのだ。

そして新しい始まりの道を進む。

元の更地になった陣地の中央で、一本締めをして幕を閉じた。

始まりの合図ともいえる。

何時、何処で逢おうという約束はしていない。

f:id:ikazuti-d:20190505091817j:plain

さぁ。いくか。

 

 

 

ikazuti-d.hatenablog.com

 

 

帰宅

f:id:ikazuti-d:20190504105210j:plain

2泊3日のキャンプを終えて帰宅。

例年お世話になっている『とも人のおまつり』。

毎年会場となっていたキャンプ場が閉鎖されたという事で今年は開催が出来なかった。

イベントの為にキャンプ場そのものを貸し切ることになるのでなかなか難しいようだ。

また今年は10年という節目という事もあり、お祭りそのものを『打ち上げ』ということで幕を降ろすことになった。

なんとか予約のとれたキャンプ場の一角を借りて、イベントではなく、キャンプとしての『打ち上げパーティー』を主催メンバーと広島ポイ部で小さくやらせてもらった。

『とも人のおまつり』第1回目に飛び入りでファイヤーパフォーマンスをやらせてもらって10年。

微力ながらおまつりに携わった身として振り返ると、この10年は沢山の出来事と思い出が詰まっている。

 

今はキャンプ機材の整理も一段落し、ゆっくりとしている。

これから写真を整理し、記録をこのブログに残しておこうと思う。

 

とも人会メンバー、広島ポイ部のみなさん。

お疲れ様でした。

一段落ついた今を迎え、終わりでなく始まりとして新たな第一歩を踏み出そうと思います。

 

ikazuti-d.hatenablog.com

ikazuti-d.hatenablog.com

 

 

大移動

f:id:ikazuti-d:20190503085303j:plain

これからキャンプ。

民族大移動やな。

キャンプ道具はカテゴリーごとにパッケージして収納しているから、準備に小物をごそごそすることは無いので結構楽。

家族で移動するのと、複数日のキャンプなのでどうしても荷物は多い。

あとは贅沢で快適にやろうとするからなんだろうけども。

 

 

 

ikazuti-d.hatenablog.com

 

山行記 右田ヶ岳 ナイトハイク

f:id:ikazuti-d:20190502051351j:plain

久々にナイトハイク。

のつもりが、登山口へ到着したときには空は黎明を迎えていた。

空には切れそうなほど鋭利な三日月。

f:id:ikazuti-d:20190502053005j:plain

ナイトハイクは冬場が多かったので、この時期この時間は日の出が早い。

樹林帯は暗かったのでヘッドランプは点けていたが見晴らしの良い岩場ではその必要が無かった。

雨が降った後の晴天の朝。雲海と朝焼けを望むため見晴らしのいい直登を登り詰める。

f:id:ikazuti-d:20190502055954j:plain

山頂に達する前に陽が出てきた。

徳地方面から流れる雲が雲海を形成し何とも幻想的な朝焼けだ。

f:id:ikazuti-d:20190502062736j:plain

少し肌寒かった気温も太陽の出現と共に徐々に温かくなってくるのを感じる。

f:id:ikazuti-d:20190502062840j:plain

山頂へ到着。

しばしの間山頂からの風景に魅入っていた。

f:id:ikazuti-d:20190502071724j:plain

下山はいつもの塚原コース。

この時間から登ってきている人が多かった。

f:id:ikazuti-d:20190502073844j:plain

樹林帯に入ると一段と緑が深くなっていることに気付いた。

f:id:ikazuti-d:20190502073938j:plain

これから春、夏へと変化を遂げるのだろう。

f:id:ikazuti-d:20190502074236j:plain

登山道には星のような小さな白い花が一面を覆い、何とも不思議な光景に巡り合えた。

今までに登山道が真っ白になるような事に気が付くことが無かったし、見上げてもこんな白い花が咲いていたことも知らなかった。

ほんの短い時間に現れる現象なのだろうか。

いやはや自然は侮れない。

f:id:ikazuti-d:20190502074452j:plain

五月で衣替えを終えたお地蔵さん。

暑くもなく、寒くもなく心地よい登山を終えることが出来た。

 

f:id:ikazuti-d:20190502091317p:plain

往路:直登 1時間5分

復路:塚原ルート 50分