『火付盗賊』。
ファイヤーパフォーマンスをやっている中で必ず名前を聞くチームだ。
メンバー一人一人が国際的に活躍するトップパフォーマーの集団で、おそらく俺が知る限り、最強のファイヤーパフォーマー集団。
ストークバムでの武者修行時代から耳にしていたそのパフォーマーが山口ゆめ花博で出演するという話を聞き、仕事を終えたその足ですぐに会場に駆け付けた。
今後の勉強も兼ねて、広島ポイ部にも声をかけており、広島から遠路はるばるA☆Pさん、ケイン、むーちゃんが駆けつけてくれた。
五月のとも人のお祭り以来だから久々の再会になるね。
山口ゆめ花博で、ストークバムがゆめ花大道芸というイベントを連日催しており、その一環でゆめ花博最後の週末に、長年憧れていた火付盗賊のファイヤーパフォーマンスを生で鑑賞することができる。
ゆめ花博の花火の後、静かに演目が開かれる。
道具の多さ、一人一人の技術力の高さ、そしてショーステージとしての完成度。
画になるという事は正にこの事で、炎に特化したそのステージは圧巻・圧倒される。
怒涛のステージ。この凄さを言葉では言い表せないし、yutubeの中では感じることの出来ないライブ感が其処に在った。
純粋に『素晴らしい』という感情と共に、『自分もあれくらいのステージをやりたい』という思いが広島ポイ部メンバー共々込み上げてきた。
決して技数が多かったり、見たこともないようなトリッキーな技を出しているわけではない、個々の技の完成度も高いのだが、何よりもステージとしての演出の完成度が高く、美しい。
彼らはプロのパフォーマー集団だ。
俺たち広島ポイ部はそうはいかないだろう、昼間は平凡なサラリーマンだから。
だが、それでも、そうだとしても、肉薄するくらいまでは攻め込みたい。
2018年5月5日 とも人のおまつり 広島ポイ部ファイヤーパフォーマンス
2017年8月5日 諸田ベジタブルなコンサート 広島ポイ部&我龍 妖~あやかし~
俺はなかなかいい線行っていると思うよ。
道具を自作して、自分達で営業してステージをもらって、縁あって我龍さんにも音楽を提供してもらって。
『大道芸を一人で細々やっている奴は五万といる。きちんとしたステージをもってその上に立てるのはほんの一握りだ。ましてや我龍という世界を回ってやっているプロ集団に誘われて、一緒にステージに立てる奴らはそうはいない。実力不足かもしれないが、やってみたい』
A☆Pさんが言っていた言葉が今でも心に刺さる。
『サラリーマンの週末が500名近い観客の前でのファイヤーパフォーマンス出演って、かなりヤバいよね』
そうだよ。岡君。
こんなヤバい事を、やってみたいと思えるなんて最高じゃないか。
また、火が付いた。たぶん皆きっとそうだ。
「あの道具なら作れるよね。」「あの演出取り入れてみようや。」
畜生。やったろうじゃないか。
そうそう。
久々にストークバムのアイドル・ミサトちゃんと再会。
彼女が受験で忙しくなったあたりからだから6年ぶりくらいだろうか。
「中学生?」
「ひどい!高校生!!そんな子供じゃない!」
とケイン共々怒られたのは懐かしい思い出。
素敵で立派な女性になっておられました。
ジャグリングはまだやっているようで、なんと我が広島ポイ部のむーちゃんとはジャグリング関係で知り合いだったそうな。
なんじゃそりゃ。
取りえず広島ポイ部に入ろうか?とスカウトしたら快諾してくれました。
いやね、営業担当としては広島ポイ部に女子力欲しいのよ。
という事で、メーリングリストに入れているので今後ともよろしくお願いします。
ミサトちゃんのマネージャー(父様)には申請しておきます。(笑)
実は、ストークバム武者修行時代にご両親には色々とアウトドアで遊んでもらった事があり、この日久々の再会で『あ!カメラマンさん!!』と言われて、とても嬉しかったです。
今回のイベントではいい収穫を得たな。