プチ遠征で深入山へ。雪山でよく訪れる場所だが四季を通して登りやすい山の一つだ。
定番の南登山口から登山を開始。
東側登山道は木段が多いこともあって登山客の車が多いのはこちらのようだ。
ほぼ直登気味で登ることもあってか行程は短い。
雲一つない開始性の空の下山を登る。
南側斜面は木々が少ないので日晒しになるが、盛夏も過ぎて秋への入り口となる今の時期ではさほど気温も高くなく強めに吹く西側の風が爽やかで心地よかった。
山の様相は濃い緑を終え次第に秋へと変貌する頃だ。
もう一月ほどすればススキに覆われる事になるだろう。
隣の恐羅漢山まではっきりと見渡せた。
本当に爽やかな登山。
直登気味なので頂上直前の分岐まできつい勾配で息が上がるが、あっという間に山頂に到着する。
さあ、山頂まであと少し。
最後ののぼりを終えて山頂を踏む。
綺麗に晴れた山頂は日本海側まで見渡すことが出来た。
空が青い。
山頂は心地よい風が吹き続けている。
下山は西側登山道から森林セラピーロードを抜ける。
この道は大きな勾配も無く緩やかな道が続くので登山というよりも森林の中のウォーキングに近い。道の環境雰囲気が良いので森林セラピーで心や体を落ち着かせるというのにはなかなか適した場所だろうと思う。
樹林帯を抜けて先程まで通った道を下から望む。
あっという間に下山。特にセラピーロードは歩いていて非常に心地よかった。
出足が遅かったので山頂で昼食になるかと思ったが、予定していたよりも下山が早かったので山域での昼食やコーヒータイムはしないまま終わった。
○往路:南登山道
走行距離:1,62km
走行時間:48分
平均ペース:29’38”/km
最速ペース:10’12”/km
消費カロリー195kcal
ピッチ:69spm
心拍数:平均144
復路:西登山道からセラピーロード
走行時間:1時間
スマートウォッチで復路のデータが操作ミスで取れていなかった。
登りの時にはやっぱり心拍数は上がる。
荷物を背負って坂を上るのでかなりの運動強度なのが想像できる。
最大心拍数(220-年齢)の7割の心拍で登るのが最適と言われているようだ。
年齢が39歳なので計算上だと最大心拍数は181になる。
7割が最適となると約126bpmくらいが最適な心拍数だ。
登りの山行の平均心拍が144bpmであったので、負荷が高い事になるなぁ。
心拍数が126bpmくらいの登山だと下りの平坦な道での数値。
会話が出来るくらいのペースというのは良いたとえだと思う。
ちなみに自分のパラメーター(身長体重年齢)を入力したスマートウォッチだと、『MODERATE(適度)』に該当する範囲は119~135bpmであり、確かにいいところをついている。
今回の登りだけで見てみると『HARD』や『MAXIMUM』の領域に心拍がいることが長かったので負荷が高いトレーニングに近い。持久力や体力の向上を目的とするならばある意味この範囲に数値が入っているのは正解なのか?
スマートウォッチでのトレーニング評価は有酸素能力の向上と長時間の運動に耐えれるスタミナの向上に有効な運動だったとか、乳酸閾値を上昇させる効果的な運動だった、という評価が付けられているので、今のところ俺にとって登山は『維持』よりも『向上』側の運動に近いようだ。
思い返せば右田ヶ岳の直登なんて息が上がるほど辛いので『HARD』や『MAXIMUM』の範囲だろう。単純に考えてみればかなり短い時間で体が引き締まった様な感覚があった。
負荷とか運動強度が確認できると面白そうだな。
ちょっと今度は右田ヶ岳の直登でどんなもんか調べてみよう。
うーむ。分析してみると奥が深そうだ。