春休み中の息子にリクエストを聞いたら右田ヶ岳の簡単なルートを往復したいという事で朝から出かける。
元気いっぱいで足取りは軽やか。
天気も良くて、薄着で程よく汗ばむくらいの気温で快適な登山日和。
体力云々、自分がやりたいことがなので、元気があれば急な登山道も駆け足で進んでいける。
目指すはあの山の頂。
「山頂の旗はなびいていないから風は吹いていないじゃろうね。」
息子にとっての醍醐味はこの荒涼とした岩場の連続。
全身運動で登るし、背丈も低いので負担は大きいはずだが、息も上がらずすいすいと登れるようになっている。
フル装備で10Kg近い荷物を常時背負っていることもあって、ついて行くのがやっとになってきたな。
身の丈を越える岩場も手掛かり足がかりを試行錯誤しながら踏破していく。
「登山は頭も使うんじゃね。」
親として、こっちの手をここにとかはいちいち言わない。
自然の中で、試行錯誤するのが野遊びの醍醐味。
ただ単調な森を歩くよりも起伏や変化に富む岩場が多いのが右田ヶ岳の魅力。
息子もその魅力に惚れ込んでしまったようだ。
クジラ岩の横を抜ける。
この樹林帯を抜ければ山頂まではあと少しだ。
山頂到着。
ちょうど山頂に到着したときに風が吹き始めて暑くなった体には心地よかった。
お湯を沸かしコーヒータイム。
息子の登山の定番となりつつあるカロリーメイトとコーンポタージュ。
いつも携帯している双眼鏡で遠くを見渡す。冬の空気が澄んでいる時は海の向こうに九州の山が見える。
春は霞んでいることが多いので晴れていても見通せないね。
常連さんたちも集まってきて山頂は賑わい始めた。
一息ついたし下山しようか。
リクエスト通り元来た道を戻る。
同じ道とは言え戻りの道も様相が変わる。
岩場が多いので足取りは慎重に。
ミツバツツジの蕾も緩み始めていた。
今週末には見頃になりそうだ。
この樹林帯を抜ければ元来た道。
緑が眩しくなってきた。
肉を食いたいと言っていたが、焼肉屋で食うと高くつくのでスーパーで肉を買い近くのキャンプ場でバーベキューをすることにした。
久々焚火もしたいしね。
〇往路 塚原ルート
走行時間:56’42”
走行距離:1.81Km
平均ペース:31’16”
消費カロリー:179Kcal
平均心拍数:150bpm
〇復路塚原ルート
走行時間:58'29”
走行距離:1.84Km
平均ペース:31’36”
消費カロリー:70Kcal
平均心拍数:118bpm
若干筋肉痛。息子のペースでだいぶこちらが息切れしてしまう。
息子は勢いがあるので1時間を切るようになってきた。
まだ、身長が低いこともあって登りより下りの方が難儀していて時間は僅かだが登りより掛かっていた。