蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

部分日蝕

6月21日夏至

一年で最も陽が長い一日。f:id:ikazuti-d:20200621161111j:plain

朝から空が薄曇りに覆われていた。

天気予報では晴れだったが、いちおう天気としては晴れに該当するのだろう。

薄曇りなので地面には影が落ちていた。

経験上、雲に覆われていても影が落ちていれば太陽は何とか観察できる。

機材をセッティングして覗いてみると、シャープさは無いが太陽が写り込んだ。

真下の方が欠けている。

蝕の始まりだ。

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幸運なことに蝕が進むにつれて空に掛かっていた薄雲は風で流され、はっきりと太陽が写った。

当地では太陽は40%ほどしか欠けない。

それでも目視では光が強くその状態は確認することが出来ない。

見た目の太陽が変化しないので、ニュースにならない限り多くの人は稀な天体現象に気付かないままだろう。

2012年の金冠日蝕の時に準備した機材がここで活かされた。

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17時10分。蝕が最大になる。

何処か太陽の光が弱くなったように感じる。

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そして、欠けていた太陽は徐々に元の姿に戻っていく。f:id:ikazuti-d:20200621175935j:plain

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天体ショーは終わりを告げた。

相変わらず太陽は黒点が無くのっぺらぼうだ。

夏至日蝕は374年ぶり。

日本で見られる日蝕は10年後の2030年6月1日だ。

 

そうそう。昨年の日蝕のときに構図を思いついて、ずっと撮影トライを繰り返いしていた構図・・・。

何とか成功したぜ。

事前に使う機材を確立させていたので、当日にあれやこれや機材を入れ替え立ちかえする必要がなかったし、撮影の精度も良かったように思える。

やっぱ事前準備大事。

 撮影中の風景スナップを取り忘れてしまったくらいか。

ikazuti-d.hatenablog.com

 

ikazuti-d.hatenablog.com

 

ikazuti-d.hatenablog.com

 

 

色々処理中なので、その内容はまた後日。

 

とりあえず部分日蝕でも観察がきちんとできたので良かったわ。