右田ヶ岳登山後、自宅の庭で天体観測。
3年ぶりの部分日食が発現するという事で、一時雲が掛かって太陽が見えないため諦めていたものの、欠けの極大頃に雲が晴れたのでそこから撮影を開始した。
実際のところこの程度欠けたくらいでは太陽の明るさに変化はなく、一見いつもの太陽のように見えるが、きちんとした太陽観察用のサングラスや、フィルターを通してみると太陽が欠けている様を観察することができる。
うす雲が掛かった時もそのように見える時があるが、ここは安全の為専用のサングラスを使用してみるのが正解だろう。
食の終わりまでを時系列で並べてみた。一定間隔(たとえば10分おきとか)で撮影すればその変化を見て取れたのだろうが、時折かかる雲が邪魔をしてうまくいかず。
もう少しきちんと準備して広角レンズを用いて撮影してみても良かったかも。
今年は珍しく2回、この部分日食が観察できる年の様で、次回は12月26日との事だった。
天候次第だけどねぇ。
ふと、太陽を見て思ったのが黒点が全くない。
頻繁に太陽撮影をやっているわけではないのではっきりとは言えないが、撮影するたびにのっぺらぼうの太陽ばかりな気がする。
一時期は「のっぺらぼうの太陽なんて珍しいね」なんて言っていた気がしたのだが。
すこし調べてみると1600年代後半から70年間続いた「マウンダー極小期」なる周期に太陽が近づいてきているようで、太陽の活動が弱まって寒冷化になってしまったり、宇宙線の影響で雲が多く発生して天候不良になったりする可能性が示唆されているようだが、どうもオカルトっぽくていけない。
こういう話は嫌いじゃないけれど・・・。
年明け早々九州では地震があるし、今年は不吉とされる日食が二回発生するし、なんなら平成の世も今年で最後だし・・・。ノストラダムスの大予言のごとく、不吉なことが起こるのではないかとオカルトっぽく邪推しておこう。
記事を振り返ってみると、日蝕撮影を度々トライしているなぁ。
フィルターやサングラスも、6年前に買ったものを大切に保管している。