夏至の日、朔の時。
陽は欠け、そして満ちていく。
部分月食という事もあり、広角側でその変化を追っても詳細な感じをイマイチ見て取れないなと思っていたので、広角は使わず望遠レンズで変化を追ってみた。
一枚で太陽が欠け、そして満ちて行く様を連続的に見れたので良い仕上がりになったと自分なりに思う。
いよいよ西の空に沈む状況だったので、以前、月で撮影トライしていた時は南中していた時だった。その時と比べると傾きは大きく、縦構図でようやく収まるような状態だった。途中で変化が大きく縦構図に切り替えて正解だった。
撮影間隔は4分。3分では近すぎて5分では広すぎるといったところか。
地上の風景も入れればよかったが、あのND100000というフィルターを使うとそういう写真は取れそうになかった。
やっぱり風景写真としてみるには、地上の一部分でも撮り込んでないと写真としての安定感は無いように思える。
こちらは満ちていくところ。
地上に近づいたことで、太陽の色に赤みが掛かっていた。
風景写真、天体写真というよりはなんだか前衛的な水玉アートに見えてしまう。
まぁ、それでも思っていた感じの仕上がりなので良しとしとこう。