蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

山行記 右田ヶ岳 天徳寺ルート→塚原ルート 麻実姉さん初登頂編

f:id:ikazuti-d:20200324080722j:plain

かねてより、右田ヶ岳を案内しろと依頼を受けていた麻実姉さんの再三の要求に従い、本日は麻実姉さんの右田ヶ岳初登頂登山を行った。

 

ルートは俺が初めて右田ヶ岳を登ったルートを辿る。

f:id:ikazuti-d:20200324080927j:plain

まずは天徳寺コースから入山。

雲一つない天気で登山日和。この時期にしては気温は高め。

f:id:ikazuti-d:20200324082333j:plain

とりあえず姉さんの体力具合を見ながら山を登って行く。

急ぐことも無いし、競争するわけでもないのでとりあえず息が上がる3歩手前くらいのペースを維持する。登山中に普通に会話が出来るくらいのペースだ。

f:id:ikazuti-d:20200324083214j:plain

右田ヶ岳の特徴は、岩山であること。そして急登。

登山道のイメージは木々に囲われ、つづら折りの土の道を緩やかな傾斜で進むイメージだが、右田ヶ岳はそのイメージとは程遠い。

f:id:ikazuti-d:20200324083719j:plain

木々は少なく登山道は開放的で眼下に防府市街、奥に瀬戸内海、天気の良い日は九州の山並みが見える。

さぁ、登ろうか。

f:id:ikazuti-d:20200324085410j:plain

景色が良いので、自分がどれくらいの高さまで登ってきたのかがよく解るし、ゴールである山頂も見えるので先の見通しがしやすい。

岩場で構成された急登ゆえ、場所によっては足だけでなく手で体を保持して登らねばならないポイントも多く、この上半身を使うという行為だけでも体にかかる負担が大きい。

何よりも太ももを上げて踏み出して行かないといけないのでなおの事体力の消耗が激しくなる。逆を言えば足腰を鍛えて行こうと思うとこの右田ヶ岳の山域はうってつけになる。

こんな調子が続くので、道中の会話が少なくなってきた。

休憩をこまめにとりながらペースを落としていこうか。

f:id:ikazuti-d:20200324092219j:plain

登山開始は肌寒かったのだが、ここまで来ると体が温まり暑くてたまらない状況だ。流石にGパンの下にスパッツ、靴下二枚重ねは暑すぎるっすよ。

停滞すると寒いしね。

服はレイアリングして、状況に応じて脱ぎ着きするという事を覚えたのは登山を始めてからだ。適度に熱を発散させないと持続力が低下する。

ウェアの素材も、綿より汗抜けが良い化学繊維素材のものにする。

快適だし、汗を吸って冷えたウェアが体温を奪う事がない。

 

結構へたばってきたな。西峰は迂回して山頂を踏もう。

ゴールはあと少し。

f:id:ikazuti-d:20200324094812j:plain

とりあえずゴールで。

景色が綺麗に見るからここでコーヒータイムにしよう。

f:id:ikazuti-d:20200324100554j:plain

初登頂お疲れさん。

丁度常連さんたちも集まって来た。

ちょっとお邪魔して山談義。

f:id:ikazuti-d:20200324102942j:plain

県内で登山客が最も多いとされている右田ヶ岳。

どのルートを通っても誰かと出逢うし、山頂にはお客さんも多い。

山域に人が多いのは安心感を得られる。

f:id:ikazuti-d:20200324100003j:plain

さて、ぼちぼち降りようか。

登りは体力、下りは技術。

比較的急登が少ない塚原ルートでも岩場が多く、それを下るときの足運びは慎重になる。しっかりと地に足をつけて下山。

f:id:ikazuti-d:20200324110705j:plain

登り程体力が大きく削がれる事はないが、足裏や膝にかかる負担が大きいのは登りより下り。出来るだけソフトに降りる。

また、事故も起きやすく、遭難が起きるタイミングの多くは下りの道中だ。

登って降りるまでが登山。

 

f:id:ikazuti-d:20200324113109j:plain

登り程苦も無く、無事下山。

お疲れ様。結構楽しんでもらえたようで何より。

「面白かったけど明日も登るかと言ったら断るわ。」

わざわざモンベルで登山靴まで購入してからの右田ヶ岳初登頂。

嵌るか呆れるかは貴女次第で。

f:id:ikazuti-d:20200325071833p:plain

往路:天徳寺ルート 1時間30分

復路:塚原ルート 55分

 

 

ikazuti-d.hatenablog.com