蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

G-20(TWENTY)

先月周南米ギャザリングで出演した『G-20(TWENTY)』のライブが防府の印度洋であるという情報を貰った。

早速チケットをゲットし、先日ライブを観にいった。



ここ数年、ライブを観に行くことが多い。
ライブと言っても、テレビの音楽番組で出演するような、所謂メジャーで活動しているミュージシャンのライブに実は行ったことがなくて、アンダーグランウンド的な人たちのライブが多い。



テレビやCDを通して聴く音楽よりも、生で聴く音楽の方がそのミュージシャンの想いや感情も伝わってきそうな感じがする。それに目の前で、音の発信源に近い位置に立ち「皮膚で音楽を聴く」感じがしていい。
なんというか、そんな距離感が好きだからこんな感じでライブを観に行っている。
そんなこともあってか、最近のK-POPだのJ-POPだのは耳にすることが無い。いや、テレビをつけているだけで、街を歩いているだけで耳にするのだが、歌詞や音を聴いても揺さぶられるものがない。商用と話題性を前面に押し出した音楽だからだろうか。KGBかCIAかよくわからないが、皆が何でそこ追いかけるのかが理解ができない。



つい最近であった『G−20』。
アコースティックギターを持った二人組みのバンドなのだが、とても素敵な音を奏でてくれる。
正直、ギターでこんなにカッコいい音を鳴らすのを聴くのは初めてだ。


ときに、哀愁漂う弾き語りの音。ときに、嵐のようなラテンの音。



この『G-20』の奏でる音楽に魅了された。
久々に魂を揺さぶられる音楽だった。
商用や話題性ではない。本当に伝えたい気持ち・想いが音楽として具現化しているように感じた。
彼らの曲を聴いているときに、つい目頭が熱くなる瞬間がいくつもあった。


そんなこんなで久々にいい音楽と出逢えた。
『G-20』名前を聞いたら是非一度足を運んで聴いてみてもらいたい。


その後、紆余曲折あって「G-20」のLonesomeGeorgeさんと魚民でお酒を呑んでいましたとさ。
この不思議なご縁に乾杯。