取り敢えず完成。
すでに3回目だし、前回作った時からだいぶ間を置いていなかったこともあって製作は比較的スムーズだったように感じる。
基本的に同じものをたくさん作ることも無いので、試行錯誤しながら作業が多い。
ステッチも黒で統一して、落ち着いた雰囲気に仕上げてみたつもり。
一部を赤いステッチで縫っても面白いだろうなと考えたのだが、あまり傾かず、派手にせずで整えてみた。
全く同じという事でもなくベルトの押さえ部分とか、小銭入れの僅かなデザインを変更したりなど、ちょっとしたところは変化させている。
黒の革もなかなか良いな。
革の厚さの種類が1.5mmの一種類しかなかったので、これ一枚で仕立ててみたのだがちょっと厚ぼったく仕上がった印象。多用しているヌメ革で作った時は厚さを部品ごとに替えて作ったので、薄い感じに仕上げれたんだけど、仕方ないな。
いったんヌメ革で作ったものは保管して、メインで使うのはこの新しく作った黒革の物を使ってみようと思う。
約5年前に作った初代極小財布。プライベートでも仕事でもちょっとした散歩でも常にポケットに入れて持ち歩いていたこともあってか、かなりボロボロになってしまったなぁ。
もう少しこまめに手入れすれば革部分の痛みはそこまで酷くなることは無かったのかも。財布の開閉で一番開け閉めの多かったボタンの故障はなかったが、屈曲をくり返す革ベルトは摩耗して千切れてしまい、糸だけで繋がっている感じ。
糸は摩擦に強いナイロンシニューを使っていたのでほつれは無かった。
黄色みがかった糸も使い込む事で銀色のような白に変化。
リペアすればもう少し使えそうだったけれどね。こちらは捨てずにどこかのタイミングで練習がてらにリペアしてみようと思う。