蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

山行記 十種ヶ峰 雪中行

夜明けと共に山頂を目指す。

県内唯一のスキー場、十種ヶ峰。
ここ連日の寒波により営業を開始した。短い営業期間だろう。
以前、ヤマシャクヤク、神角コースを梅雨時の晴れ間に行ったので今回はオーソドックスに十種ヶ峰スキー場のゲレンデから登山を開始する。

山頂8合目付近まで車で行ける車道があるのだが、積雪という事もあり通行止め。
この車道を通るか、スキー場のゲレンデを登って行くかの2択になる。
スキー場が開いていることもあり雪は締まっていて非常に歩きやすかった。
三瓶山の様な地獄のラッセルなく、ハイキング感覚で山頂を目指す。

少しだけ車道を歩いたが、こちらはクロスカントリースキーのコースだったり、スノーモービルが走っていることもあってか非常に歩きやすい環境になっていた。
雪降りたてのツボ足になると結構きつそうだが、今日はかなり楽だ。

電波塔に到着。
ここから登山道に入り山頂を目指すことになるのだが、雪と風が強まってきた。

少しだけ急な樹林帯を進む。こちらもすでに踏み跡がついていた為難なく踏破。

そして山頂に繋がる尾根道へ。
スカッと晴れていたら気持ちのいい風景が広がっているんだろうけどな。

十種ヶ峰三角点へ到着。登頂!

しかし風が強い。
10分ほど写真を撮影したりしてすぐに下山開始。

道具の使い方、脱着もだいぶ慣れてきたか。
練習あるのみだ。

短い樹林帯を愉しむ。

ハイキングがてら車道を通り大回りしていると前方からスノーモービルが走ってきた。
8合目からスキーをする人の運搬をやっているのだろう。
他にもクロスカントリースキーで登っている人もいたり、登山+スキーを気軽に楽しめる場所だと想う。

スキー客が沢山いる中で一人徒歩で下山する姿は違和感あったが・・・。
雪まつりのようで子供連れが多く賑わっていた。

スキー場ゲレンデ往復
往路:1時間34分
復路:1時間20分


麓のスキー場駐車場に駐車。
8合目まで続く車道を進むか、ゲレンデを遡行するか。
ルートは明確になっているので安心感は高い。
スキー場が開いてすでに数日たっていることもあってか雪は固く締まっておりツボ足になってラッセルを強いられることなく登頂できた。
が、雪が降りたての新雪でしまっていない状態だと苦労しそう。
ワカンやスノーシューの練習がてらに丁度良い感じ。
スキー場という事もあって、下りはその手のアイテムを使って降りてみたいところではある。


近隣の山で安全かつ快適に雪山の訓練が出来そうな山だ。