蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

山行記 右田ヶ岳 〜直登・谷→天徳寺(忠魂碑)ルート〜


夜が明けて、右田ヶ岳に向かう。
ルートは前回の続きで、直登ルートを狙う。

朝焼けが眩しい。
直登は尾根を進まずに谷ルートを選択。


おそらく、ルート開拓はされているものの、人の往来が少ないのだろう。
踏み跡が全くと言っていいほどなく、道しるべのテープを辿って山頂を目指す。


谷ルートという事もあり、小さな沢を横に急な斜面を登っていく。
なんというか展望もない足場の悪い樹林帯を進むので、あんまり面白くない。
そして結構しんどい。人があまり足を踏み入れた形跡がないのはこういう理由なのかもしれない。

大きな岩が行く手を阻む。
巨大な岩が点在しているのは右田ヶ岳ならではだろう。

ほどなくして尾根ルートとの合流点。すぐ横の岩を登ると山頂だ。

個人的に右田ヶ岳に限っては、樹林帯をひたすら進むよりも尾根の展望の良いルートが好みかな。


景色は少しだけ霞んでいる。

下山は天徳寺へのルートを辿る。
初めて右田ヶ岳に登山をしたときに登りで使ったルートだ。
下山で使うのはもちろん初めて。

展望が良く、結構勾配はきついものの登りでも下りでも楽しめるルートだと想う。

後ろに見える山は石船山。
天徳寺ルートではあのピークを越えて来ることになる。

今日はこのまま天徳寺へ向かわず、石船山手前の鞍部より西に抜けるルートを選択。
広くなだらかな岩を下り下界を目指す。

二つの巨石を発見。不思議な配置だなぁ・・・。右田は結構奇岩探索には面白いかもしれない。


で、恐らく戦没者慰霊碑だろう、『忠魂碑』と書かれた巨大な石碑の横に到着。


天気が悪いという予報だったが、朝起きて空が晴れていたので慌てて足を運んだが、良い山行になった。
やっぱり天候が良い日の登山に限るなぁ。


往路:塚原直登・谷ルート 1時間2分
復路:天徳寺・忠魂碑ルート 59分


そうそう。丁度右田へ向かう途中の事。
二号線と並走する新幹線の線路。
その付近に鉄道屋さんがカメラを並べている。


登山者駐車場に着いた頃。
同じく付近をうろうろする若い女性や近所の人と想われる家族連れ。
んん・・。まさかな〜・・・。
と、思った瞬間。
エヴァンゲリオンコラボで紫に塗装された新幹線が颯爽と駆け抜けていった。
おおう。
こういうスペシャル仕様を写真に納めてみたいなぁ。