蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

山行記 右田ヶ岳 片山・勝坂尾根ルート→塔の岡ルート

前回と同じ装備、ウエストポーチとGopro、そしてルナサンダルの出で立ちでホームマウンテンの右田ヶ岳へ分け入る。

 

ikazuti-d.hatenablog.com

 

少し背伸びをして一番距離の長いルートを辿る。

勝坂尾根ルートは特に後半から岩場が多くそして高低差が高いので注意が必要だ。

片山分岐までの砂地を進む。装備が軽いこともあってか進みは早い。

が、気を抜けば滑る。ここら辺は登山靴と圧倒的に違う感覚。

稜線を越え目前には勝坂の大岩。

砂地と落ち葉のミックスで急な坂道を慎重に降りる。

流れのある場所では慎重な足運びで。足が水に浸るとびっくりするほど冷たかった。

この感覚はルナサンダルならではだ。

片山分岐から勝坂尾根ルートの分岐点まで駆け抜ける。

そして本格的な尾根ルートへ。

地面の様子がダイレクトに足裏に伝わる。楽しい反面、気を抜けば足を痛めてしまいそう。勢いをつけて進めない。しっかり踏ん張ってグリップを効かせて登る感覚を無意識に出来るまで慣らしていないとうっかり足を痛めそうだ。

尾根の終点に当たる大岩のテラスまであと少し。

今までは左側の樹林帯の道を巻いて大岩のテラスに向かっていたが、いつの間にか岩場にロープが設置されていて、直接大岩のテラスに取り付けれるようになっていた。

こう見えてもほぼ絶壁。足場らしい足場は少ない。

でも足に密着しているルナサンダルならばどうだろうか。

サンダルのグリップと僅かに足に伝わる岩の感触、そして誰が着けたともわからないロープを頼りに岩場を登る。正直ロープが無かったら登れない感じだな。

途中から足がかりが増えるのでスムーズに登れた。

ロープたよりなので、一人が登り切ってから登ってくるのが安全だろう。

前後に人が居たが、お互い邪魔にならないように岩場を登る。

到着。

大岩のテラスには休憩する先行していた登山客が数名。

やっぱりサンダルでここまで登ってきていることに驚かれましたなっ。

南風が強く吹く山頂。湿度も少なく比較的快適だった。

山頂で小休止後、早めに山頂を後にする。

遠くは霞んで良く見えなかったな。

足元の慣らしとトレーニングも兼ねてコース長の長い塔の岡へ。

繰り返すアップダウン。登山靴で離れていた道もサンダルになると慎重だ。

いつもとは違うグリップの無さに、身体が耐えれず何度かスリップ。体幹だけで耐え忍ぶこと数回。

驕らず焦らず慎重に。

岩場はともかく下りの砂地や落ち葉ゾーンはかなり慎重な感じで進まないといけないな。とくに下りはグリップに頼ることがあって鼻緒の取り付け部分である前坪へ足が強く当たるので痛みが走る。どんなにベルトを絞っても足に当たって固定しているのはその部分なので負担が高い。前回の登山の時はそんな感じでもなかったのだが、下りで足を強く踏ん張ったりする回数が多かったり、山行距離が長くなってくるとこういう事になってくるようだ。砂混じりになってしまってベルト部と皮膚の間に色々土やら小石やらが噛み込んでしまった事もあるのかもしれない。

慎重な足運び。出来るだけ足腰にダイレクトに負担を掛けない重心移動。

防御力のない道具を使いこなすには己の体やその使い方を身につける必要があるようだ。

沢で足を冷やして小休止。

この樹林帯を抜ければ出口まであと少し。

遠回りするように塚原ルートの合流点側に向かうルートを辿ろうかとも思ったが、意外と足裏が痛くなってきたので無理はせず、おとなしく塔の岡の登山口で下山した。

ここまでくれば後は平坦なアスファルトの道。

前回と同じように用水路で足元をクールダウン。

右田ヶ岳で久々に長い距離を歩いたな。

 

〇往路 片山・勝坂尾根ルート

走行距離:2.88Km

走行時間:1:08'29"

平均ペース:23'45"/km

消費カロリー:236kcal

平均心拍数:153bpm

 

〇復路 塔の岡ルート

走行距離:3.28km

走行時間:1:02'29"

平均ペース:18'57"/km

消費カロリー:224kcal

平均心拍数:132bpm

 

レーニングエフェクト:Productive

 

 

足首とか足裏とかがジンジンとした痛みとも筋肉痛ともいえないものが残っているな。

膝とかは痛みが無いのでグリップした時とかの影響はそれなりに体幹で躱せているのか。そう思うと登山靴本体やインソールの影響ってかなり大きい。

ここをルナサンダルを使う事で鍛えることが出来れば、パフォーマンス向上ははかれるだろうか。