蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

山行記 莇ヶ岳 4の鎖&5の鎖 鎖場探訪

 

ikazuti-d.hatenablog.com

 

ママ友の情報で莇ヶ岳に4の鎖場があるという情報を聞きつけて久しぶりに莇ヶ岳へ分け入った。

四国石鎚山を模した山で、県内には珍しい立派な鎖が設置してある。

山頂に避難小屋があるのも県内では俺が知る限りこの山だけだ。

鎖場までの距離が短い正面からのルートで入山。

分岐に至るまでの急な参道をすすむ。

紅葉の見ごろは終わり、参道は落ち葉で埋もれていた。

色づきのいい時期は11月のいよいよ初旬の頃だろうか。

秋の彩は僅かにしか残っていなかった。

 

鎖場の分岐へ。鎖場方向に向かう。

以前から噂で4の鎖があるとの事だったが、2,3の鎖を登ってからはすぐに山頂なので、よく解らずじまいだった。

話によると3の鎖を登らずに右手に進むと4の鎖があるそうだが、そんなところにルートがあるのは今まで気が付かなかった。

三の鎖場へ。

石鎚山でもそうだが、こんなぶっとい鎖をどうやってここまで持ってきたのか不思議でならない。

この岩場を登らずにそのまま直進すると、踏み跡が残っており、その先には道が続いていた。

今までは草に覆われていたので気づかなかったんだな。

さらに奥へ進むと・・・。

発見!

ここ最近かけられたのか、ステンレス製と思しき鎖が大岩の上から降ろされていた。

ほぼ垂直なので気を抜けない。足がかりをよく確認して岩を登る。

高さにして10M程だろうか。

高さが伝わりにくいが、落ちたら大変な高さだね。

要所要所ではチェーンにハーケンが撃ち込まれていて、しっかりと固定はされていた。

どちらかというと並行して卸されているロープの方が不安。

錆びた古いチェーンが取り付けられていたので、以前からあったものだろう。

ステンレス製のチェーンをここ最近になって付けて、道が開通されたのかな。

4の鎖を終えて岩の奥には5の鎖が。

こちらは凹凸の少ない岩場。あまり周囲を散策してはいないが、巻道らしきところは無かったので、4の鎖を登ったら必然的に5の鎖も登らないといけないようだ。

高さは4の鎖ほどではないが、足が掛かりが少ないのでこちらの方がより慎重に登る必要がありそう。

5の鎖を登ってからの風景。

天気が悪く空は霞んでしまっていた。

上半身も使ったので息がだいぶ上がってしまった。

到達点は3の鎖のすぐ隣だった。

そのまま進めばすぐに山頂へ到着。

一本の距離で言うと3の鎖がやっぱり一番長いかな。

山頂で少し早目の昼食。

温かい食事が身に染みる時期になってきた。

三の鎖頂上からの展望。

個々からの風景がやっぱりきれいだな。

遠くが霞んでしまっている。

帰路は松の木尾根のルートを辿る、眺望も無いつづら折りの山道を進む。

あっという間に登山口へ到着。

無事帰還した。

 

〇往路:正面ルート

走行距離:1.49km

走行時間:55’33”

平均ペース:37’06”/km

消費カロリー:175kcal

平均心拍数:151bpm

 

〇往路:松の木尾根

走行距離:1.54km

走行時間:30’50”

平均ペース:19’58”/km

消費カロリー:135kcal

平均心拍数:137bpm