蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

山行記 羅漢山


風の祭の会場となっている羅漢高原。
キャンプサイト羅漢山への登山路がある。
よく見るとそうたいした距離ではない事と、山の麓でキャンプをしているので、早朝より最低限の装備を整えて山頂へ足を運んだ。
ルートも単純明快なので夜明け前に登って山頂で日の出を見ようと想ったが、星の撮影をしていた為、起きることが出来ず朝の陽ざしを浴びながらの山行となった。


キャンプサイトにある登山道を進む。


道中は綺麗に整備された雑木林で、登山道もほとんどが階段だった。
朝日に照らされている林が美しい。


比較的標高が高い事と、気温が上がり始める前という事もあって快適な山行になった。


案内看板も多く安心して登ることが出来る。
ただ、ひたすら階段というのは足にこたえた。


『不知火の杉』と言われる巨木を覗きこむと、少しだけ展望がひらけた。
下界はわずかに雲海となっている。


山頂までの樹林帯を越す。


あっという間に山頂に到着。

山頂三角点。
山頂のデッキで一休み。
展望がひらけており、遠くの山並みが一望できる。

山頂には「磁石岩」と言われる岩石がある。
何でも磁力を持っていて、方位磁針を狂わすそうだ。
試しにコンパスを岩に近づけると・・・。

写真じゃわかりにくいだろうが、朝日を背にして写真を撮影している。(影で解るかな?)
写真の上側が西、写真の右側が北になるのだが北を示す磁針が全く違う方向を向いている。
不思議なものがあるもんだ。

見た目はただの岩で、磁気を帯びているっていうのをよく発見したなと想う。

下山路は憩いの広場につながる見晴らしコースで下山。

涼しい樹林帯を抜けて下山する。

途中に日本一長い滑り台(だった?)と言われる滑り台を発見。
全く整備されてないし・・・。
どんなもんか滑ってやろうかと想ったが、入り口でこの荒れ具合であり、先が不安なので滑り台を横目に下山した。
看板には1回200円なんて書いてあったが、果たしてまともに使えるのだろうか?

あっという間に下山。目の前には牧草地が広がっていた。
ここから元居たキャンプ地へ15分ほど車道を歩いて到着となった。
コースタイム的にも朝の散歩には丁度良い感じだ。


往路 中国自然歩道 34分
復路 見晴らしコース 20分 (山頂から憩いの広場まで)