帰り道はコンビナートに面した産業道路を通る。
夜の帰宅道でかねてより煌々と燃え上る不気味な炎が気になっており、事前に撮影できるポイントは無いかと探し当ててあとは機会を待つだけとなったのだが、なかなかにその機会に恵まれない。
現地に到着して三脚をセットし、焔をフレーミングし一枚撮ったところで急に炎が止まった。
前回も同様で、カメラを取り出したときに炎が消えたのだ。
何処かで監視されているのかと疑うくらいの間の悪さ。
畜生めっ。
思い描くような露出に合わす間もなく本日の撮影は終了。
ぼんやりとした炎の写真が撮れただけとなった。
現物で見るとかなりダイナミックな光景なんだがねぇ。
古今の工場萌えは複雑に絡み合う配管と煌びやかな照明が席巻しているが、煙突ならぬ炎突もかなり萌えれるんじゃないかと画策中。
・・・いや、ぜってー誰か監視してる奴いるわ。