蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

山行記 右田ヶ岳 〜勝坂ルート〜


休みの午前中に時間があったので、新しく買ったアイテムのテストも兼ねて登山開始。
今のところ近隣でエントリーしやすい山はこの右田ヶ岳かな?

今回は右田ヶ岳の複数あるルートから東側の尾根から登頂する勝坂ルートを選択。


国道262号線沿いに登山道がある。
登山者用駐車場は無いという話だったが、3台ほど止めれる駐車場が新設されていたな。
帰りはいつもの塚原ルートを通る予定なので、天徳寺の駐車場に車を停め、徒歩で登山道まで移動。
登頂を開始する。


登山客が基本的多い山なので道は踏み固められており、道は解りやすい。
茂みを進む。

15分ほど登ったところで本ルートと尾根ルートの分岐。
ここは尾根を辿るルートを選択。


比較的きつい急斜面を越えて東の尾根を目指す。



途中大きくがけ崩れした場所を横断。
数年前に全国ネットでニュースになった土石流災害の発生ポイントだろう。
確か麓の民家や老人ホームを押し流してしまって大変な事になったのを今でも記憶している。

右田ヶ岳はどうも岩や真砂土に覆われているようで、木が根を張れないせいか大きな木は無いし、岩が目立っている山だから、登山するには面白いけど、こういう土砂災害にはなりやすい山かもしれないな。



尾根を見上げる。この尾根は右手に見える岩へと続く。



空は雲一つない天気。
岩の下で小休憩。


木が少ないので、ほとんどのところで展望を楽しめる。


岩の尾根は所々ロープが掛けられており、垂直と思わせる岩を越えていく。
足を掛けるところは多いので、鎖場ほどの不安感は無い。


手軽に岩場を愉しめたりするから、この山は結構人気が高いのかな?


以前、ウラカンさんに『最後はハーケンを岩場に打ち込みながら登る山でしょうネ(笑)』なんて言われていた理由がなんとなくわかる。
普通にロッククライミングをやっているんだろうね。
岩の上には、クライミング用のボルトがあちこちに埋め込まれていた。


岩の上からの展望。
徐々に街並みが小さくなるのを確認できるので、高度を上げている感覚が得れてそれだけでも面白く感じさせる。


今にも落ちそうな岩山を鑑賞したり、岩の上を伝って歩く感覚を楽しんでみたり・・・。


ぼちぼち歩いてようやく山頂へ。

この時期の昼間は登山には快適だなぁ。



山頂に居たおばちゃん達と歓談していつものルートで下山。



今回の新アイテムは『サポートタイツ』なるアイテム。
膝や腰回りを支えてくれるサポーターのタイツ版ですな。
見た目は普通のタイツだけれども、素人感覚でも解るくらい負荷が軽減されているのを感じることが出来た。
ユニクロのタイツの10倍以上の値段はしたので手に取った時に躊躇したものの、やっぱり値段と比例するなぁーとつくづく感じた。
あくまでサポーターなので、ぎちぎちで普段履きは当然できないが、これからの登山では必須アイテムだろう。
そんなに屈強でも若くもないんで、防御戦線を張りながらじっくり登ろうと想う。


運動不足解消の目的もあるので、ある程度の負荷はかけておきたい。
そんなこともあって、今回のザックの総重量は10Kg。
クレイジークライマーの様に30Kgも担ぐつもりもないが、想定としてはキャンプ泊装備を伴っての縦走を想定しているので、ここらへんくらいの重量はノーマルで担いでおきたいところだ。
近所の里山ではあるが、クッカー、雨具、防寒着、ヘッドライトなどなど最低限必要なアイテムは背負えるようにザックに詰めっぱなしにしている。


往路 勝坂ルート 1時間20分(駐車場から登山道までの移動は含まず)
復路 塚原ルート 37分