蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

回顧録 パサール 月の遊庭 1

仕事を終えて、帰宅。そのまま荷物を車に詰め込んで飛び出した。
最近は少ない時間を有効に使いたいせいか、待った無しの勢いで出かけることが多い。
風のまつりでもそうだったなぁ。

今年二回目のパサール満月海岸。
例の如く、夜遅くに到着し暗闇の中テントを設営。
イベント自体は既に始まっており、盛り上がっている。

この日は皆に挨拶して直ぐに就寝した。



8月に来た時と比べると、海の穏やかさは無くなり、外海の荒々しさが現れていた。

ここのステージは大好きだ。バックが蒼い海。蒼い空。
俺はかなり素敵なステージだと思っている。


今回は車が代車で、荷物が大して載せれないので、いつもの装備は持っていけず。
小さなテントと、タープに装備を変えた。
この組み合わせは初めて虹の岬まつりに行った時に設営した、俺の最強フォーメーションだ。
強い日差し大雨に強く、設営に手間がかかるが、なかなかオススメのセットだ。


ふらふらと散歩をしていると、俺がこの『まつり』の世界に入ってからこの中での生き方を教えてもらっている『天楽(あまら)仙人』と再会。各地のまつりに行ったら大体出逢う恩人だ。
出逢い頭に一言。

「おい、お前身体歪んでるぞ。そもそも歩き方も顔色もおかしい。事故で身体ぶつけただろう。」


どきっ。
全く自覚症状無いんですが・・。


「事故の衝撃で身体の筋肉が萎縮しとるぞ。後でうちに来い。」

・・・ばれとるで

あまら仙人のマッサージでセッションしてもらう。
凄く優しい出触りで、ゆっくり押さえてくれる。


が、痛い。


以前、セッションしてもらった時に、
「お前、頭打ったか?身体が右に曲がってる。」
と言われたことがあった。
どうやら仙人曰く、カメラのシャッターを右手で押す時に右わき腹に力を入れているため、筋肉が緊張して、俺の身体は右へ曲がっているようだ。
それ以来、調子の悪い時には各地で出逢ったタイミングでセッションをしてもらっていた。

あれだけゆっくり押さえてくれているのに、筋肉が緊張しているところをピンポイントで触られると心地よい痛みが走る。


いわば「どん決まり」、あんなゆるいセッションでも終わった後は虚脱してしまう。


セッションを終えて心機一転。
カメラを構えて撮影に臨む。

いつもお世話になっている周防アマゾネスは単体での出演ではなく、ンボーレと言うアフリカン太鼓のグループとセッション。広島のアフリカンダンスグループとも合同でのステージだ。








合同でやるの始めてみたなぁ。
各人のソロパートもあったし。

やっぱり他のチームと一緒になってやるといい刺激になるよね。

まだまだ、ステージがあるのでお互い今後もがんばって行きましょう。
動画に落とすのはいい参考になるはず・・・。


さて、俺もそろそろ出演の準備か・・・。