蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

回顧録2 ストークギャザリング2010@秋吉大正洞 夜

「属さず、野を彷徨う狼の如く、闇を駆け抜ける」

月明かりに照らされるカルスト台地を駆け抜けていた。
向かうは、大正洞。
大きな駐車場があり、少し奥へ入ったところにエコミュージアムという多目的ステージがある。
そこで、この日に便乗してトランスパーティをやっているそうだ。
途中まで、行動を共にしていたSIVAさんから貰った情報で動いた。
本来ならば、ゆっくり過ごしている時間帯なのだが、この週末は遊びに出てきている。


遊べる情報があれば、休む間もなく遊ぶ。


それが、俺のスタンスだ。
夜の駐車場は来場者の車でいっぱいだった。本来ならこんな山奥の駐車場に車一台すら止まっていないはずなのだが。
車を降りると既に、爆音でトランスミュージックが鳴っている。
入場料を払いパーティをやっているエリアに足を踏み入れる。
そこは既に異空間。

ブラックライトでステージが浮かび上がり、DJブースの前には酔っ払って踊りまくっている人たちが沢山居た。






ここは





爆音の中、朝まで踊り狂う。そんなイベント。






ブースを覗くとDJのTA2さんがイカした音を鳴らしていた。
挨拶を交わすが、爆音でお互いの声はほとんど聞こえない。
「いまからファイヤーやるから!!」
「オーケー!!」


主催者の許可なんか取ってない。
ゲリラ的に、しかも唐突にぶん回す。
休憩していると、スタッフ(主催者らしき人物)が現れて
「わざわざありがとう。」
と、握手を求められた。
「こちらこそありがとう」
音のある空間でファイヤーの練習が出来ると思えば、こちらこそ「ありがとう」って言わなければならない。
ふと、ストークバムのタケさんが二人ファイヤーパフォーマーを連れてきた。
あかりに照らされた二人のうち、その一人はなんと昨年の虹の岬で友達になったシュウさん。山口に来ているという話は聞いたがまさかこんなところで出逢うとは。
思わずハグしてしまった。
「ようこそ!!!」
もう一人の人は、ポイのチャンピョンの人だった。
タケさんはお疲れのようでファイヤーはやらなかったが、4人でファイヤーをやった。うまいなぁ。やはり日本は広いぞ。
ケインほどではないが少しは練習を重ねてきた。
SIVAさんに「前回(長州元気祭)よりうまくなっている」とほめられた。まだまだ、始まったばかり。精進せねば。

この夜に漂う空気が大好きだ。