蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

新緑に覆われた岩山

日中は久しぶりの三倉岳へ。

荒々しくも美しい三つの峰を頂く姿が印象的な山。

最後は5年前に登ったのだが、その後にあった大雨で三つの峰の縦走路が一部崩れて立ち入り禁止となり、縦走できない状態になってしまった。

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県外の山だし、特に三倉岳はこの3つの峰を縦走するが面白いので、通行止めならと嫌煙してしまっていた。

頻繁に登ってみたい山の一つだったので、定期的に情報を漁ってはいたのだが通行止め解除には至らず、それすらも忘れていたのだが、SNSで繋がっている人の情報から今月に入って通行止めが解除されたという事なので早速朝から三倉岳を目指した。

ホームマウンテンの右田ヶ岳と同様に急峻な岩場が多く、右田ヶ岳よりも大きな絶壁が要塞のように各峰を覆っており、そのような地形もあってかロッククライミングのメッカだ。

近くに住んでいたら、こちらがホームマウンテンになっていただろうな。

 

写真や機材の整理も追いついていないので、山行の様子についてはまた後日。

 

そして今日は息子の9歳の誕生日。

家でささやかながら誕生日会を開いた。

プレゼントは欲しいものが無いのでいらないとの事だった、代わりに体験をしたいみたいで、ジェットコースターを乗ってみたいと言われた。

山口県内にはド派手で面白いジェットコースターなんてないんだよなぁ。

まぁ、親が勝手に選んだどうでもいい物よりもそちらの方が価値が高いか。

メタセコイアの並木道

新緑のメタセコイアの並木道が綺麗だった。

車を停めて一枚。

今度はバイクを置いて撮影してみたいところだ。

場所は先般の十種ヶ峰に登った時に立ち寄った船方農場。

 

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山行記 右田ヶ岳 片山・勝坂ルート→塚原ルート(5/8)

久しぶりに右田ヶ岳の勝坂ルートを辿る。

一度息子と尾根ルートを通った時に越えれない岩場があったのだが、今ならどうだろうか?そんなことを想いながら、最近歩いていなかった本ルートを辿る。

入山は片山ルートから。

週末の大雨で山道はどうなっているだろうか。水はけのよい花崗岩の真砂土のルートはぬかるんでいる場所はほとんどなく、岩場も概ね乾いていたのでスリップしてしまう事は無さそうな雰囲気だった。

途中の堰堤に大量の水が押し寄せていた。

普段は枯れ沢だったり、僅かに湿っている程度だったりする谷間も流れの強い川へと様相を変えていた。

標高を上げる。週末の悪天候とはうってかわって快晴で、気温も低く登山日和だった。

梅雨が来るとジメジメした山道を歩くことになるので、この時期は丁度登りやすい時期だ。

勝坂の大岩を望む。今日は正面から登る予定。ここから見る風景で往く道が見えるのだが、一見すると垂直絶壁を登るように見える。

普段ちょろちょろと水が流れる小川も岩の奥から大量に水が流れ出て、普段通る足場が流れの中に沈んでいた。滑りこけたら岩下まで転落だ。

慎重に渡河した後からは本格的に勝坂本ルートの難所に辿り着く。

ひたすら岩場の壁面を岩にある手がかりをつかんで慎重に登る。

この道は背丈の低い息子には難しいだろうなぁ。

最後の岩場を登る。

個人的には設置されているロープを100%で頼る登り方はしない。

出来るだけ確実に岩場を掴んで登れるところを見つけ出して、それを手掛かりにして登る。直径1cmはある頑強そうなロープであっても、支点が岩場に括り付けられているとしてもなるべく使わない。使わずとも登れる。最低でも全体重をロープには預けない。

何処の誰が設置したかもわからないものに命を預けないのが、テクニックの一つだと思っている。

一旦、岩場の終点まで登り切った。

久しぶりに大岩のテラスに足を踏み入れて一休み。

身体が押されそうなくらい風が強かった。

小休止後は大岩のテラスを後にして山頂を目指す。

ここまでくれば山頂まではあと少しだ。

山頂へ到着。すでに常連さんが集まってコーヒータイムが始まっていた。

俺も湯を沸かしてコーヒータイムで一休み。

あまり山頂には長居せず、常連さんに挨拶をして山頂を後にする。

周辺の木々の緑もずいぶん濃くなってきたな。

今までいた山頂を眺めながら下山。

天気も良く、僅かに肌寒いくらいで山登りには本当に良い気候だった。

樹林帯に入る一歩手前の所で、下山の俺に道を譲る為か待ってくれている人が居た為、足早にその横を通り過ぎようとしたときにその人の足元にふと目をやるとサンダルを履いていた。

「サンダルで登るの!?ええ?」

っと思って足元から顔へ目線を移動させると、先月末に防府市オープンした『野外道具店・太陽と山』の店員さん!?

ちょうどオープンしたての頃に店に出向いて、気になった商品がアウトドアサンダルでそのサンダルについて色々と店員さんにお話を伺っていたのだが、その時に接客してくれた方だった。長い時間話をさせてもらったこともあってか、店員さんも俺の事を覚えてくれていたようで、お互い指を指して「ああ!あの時の!!」という具合になった。

「いやはや、本当にサンダルで登っているとは・・・恐れ入りました。」

「いやいや、このサンダル、マジで右田ヶ岳登れるんですよ。」

「このサンダルのサイズが入荷したら教えてくださいね。絶対買って右田ヶ岳登ってみますわ。」

そんな笑い話をしながら別れを告げた。

お店はUL系のアイテムが多く、個性的な店だった。

そのサンダルもUL系では有名なサンダルで、普段使いからランニング、登山まで可能とされる、その筋だと名のあるメーカーの様で一番気になったアイテムだった。

店舗へ訪れた際にはサイズが売り切れて入荷待ちという事だったので購入には至らなかったが、店舗を後にする際に入荷したら買うのでSNSにでも情報を流してほしいとお願いしていた。

太陽が照りつける山道で出逢って再び入荷のお願いすることになるとは何かの巡り逢わせかな?

「サンダルで右田ヶ岳を登る奴が、知っている限り二人います。自分と店長です。」

シンプルにおもろい。世間一般で馬鹿だなぁと思われることをマジでやる。

一番大事なんじゃない?その感覚。

そういうの、好きです。

そんなことを想いながら樹林帯を抜けた。

樹林帯横にある枯れ沢はものの見事に水量の多い川になっていた。

ここは以前、未踏ルートで辿った道だ。

 

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きっとここの水も凄い事になっているんだろうな。

土砂災害が起きたらいけないからごっつい堰堤作っているんだろうし・・・。

いつも着せ替え地蔵の所に到着し、下山した。

 

〇往路 片山・勝坂本ルート

走行距離:2.68km

走行時間:1:15’56”

平均ペース:28’14”

消費カロリー:184Kcal

平均心拍数:143bpm

 

〇復路 塚原ルート

走行距離:2.20km

走行時間:40'56'

平均ペース:18'29"

消費カロリー:135Kcal

平均心拍数:124bpm

 

レーニングステータス:Peaking

 

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岩場

久しぶりに右田ヶ岳勝阪ルートへ。

 

そうそう。

先月の終わりに防府市に新しくアウトドアショップが開店した。

『太陽と山』というお店で、ウルトラライト系のギアを揃えたお洒落なセレクトショップだった。

お世話になっているハックルベリーや量販店ともラインナップが違うので、個人的には見所や選択肢が増えてうれしい気持ちだ。末永く続いてほしい。

公式のホームページはまだ持っていないようで、偶然インスタグラムで情報を入手して連休中に訪れてみたのだが、良い雰囲気のお店でしたな。

気になるアイテムがあったものの、サイズが無かったので入荷したら購入する予定。

店員さんとそのアイテムについて色々お話をさせてもらっていたのだが、偶然にも下山時にその店員さんと遭遇。

こちらの事を覚えてくれていたようで、山道で少し話をさせてもらった。

やっぱり装備もUL(ウルトラライト)系でかっこよかったですなっ。

ULに関しては全部が全部取り入れるつもりはないけれど、所々に思想や考え方には共感できる部分はあるので、これから勉強して取り入れてみたいジャンル。

そういったところに特化したお店が近くにできたのは本当にラッキーだ。

 

山行に関してはまた後日。

自宅バーベキュー

右田ヶ岳下山後に久しぶりに自宅でバーベキュー。

 

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炭を熾して肉を焼く。

登山日和の天気であったので外でバーベキューも丁度良い気候だった。

久しぶりにメスティンで飯盒炊爨。

出来栄えはまずまずだ。

ちょっと高い肉はスキレットで焼く。

一通り食べ終わった頃に、家の前を見慣れたカブが通過した。

こちらの存在にも気付いてくれてUターン。

山本モータースのメカニック・O田さんがたまたま用事の帰りで家の目の前を通ったところに出くわした。

バーベキューの火も残っているので招き入れて、バーベキュー第二ラウンド。

少し余った肉と野菜でセルフサービスしてもらった。

短い間だったけれど、デイキャンプみたいで楽しかったですな。

火が暮れ始めたので片づけを開始。まだ火が残っていたのと古い廃材が消費されずに残っていたので、軽く焚火遊び。

せっかくなので煙の出にくいフォールディングファイヤーピットに残り火を移し替え、廃材を投入して火を大きくする。

子供たちも久しぶりの焚火に廃材を細かくしたり火にくべてみたりして楽しんでいましたな。

二次燃焼の影響もあって煙も少なめ。

ちょっとの薪でも大きく火が上がって、炎が綺麗だった。

焚火は少し肌寒くて、暗い時が一番楽しいな。

 

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山行記 右田ヶ岳 親子登山 天徳寺ルート→塚原ルート(5/3)

ゴールデンウイーク。早朝から息子と右田ヶ岳へ。

新しいコースを回ってみたいとの事で勝坂ルート辺りになるのだが、まだ少し背丈が足りない気がしたのでここは無理をせず、何度か登ったことがある比較的子供にとっては難易度が高いであろう天徳寺ルートを辿る。

岩場が多く傾斜度もきついので、背丈の低い子供にとってもなかなか足腰に負担がかかるルートだ。

勝坂はもっと岩が大きくて乗り越えるのにはコツがいるだろう。

もう少しここで岩や歩きの感覚を高めてもらえればと思う。

砂地が合ったり、自分の身の丈を越える岩を登ったり。

 

いちいちこちらが、細かい指示を出さずとも足の置場や手の位置を考えて登ってみる。

山容全体を望む。

見た目以上に岩場が多く急峻。

何回か登って息子も登りの感覚はつかめてきているようで、登り方をどうすればいいか聞いてくることも少なくなってきた。

前衛峰の石船山を越えれば、より一層傾斜はきつくなってくる。

普段運動をほとんどしない息子だが、元気があるのと自分が好きなこともあってか、へたばることなく岩場を登って行く。

同伴する側としては、それだけでも気が楽である。

天然のアスレチック。子供にとってはそんな場所。

子供はとにかくアスレチック感覚を愉しめるので、山登りをしたい=右田ヶ岳だ。

近隣にこのアスレチック感覚を補完できる山は右田ヶ岳しかない。

天然のアスレチックで養われる何かがあるはずだ。

足運びは慎重に、山頂を目指す。

今回も一定のペースで登ることが出来たな。

今度は新しいルートを探訪してみようか。

山頂では定番のカロリーメイトとコーンポタージュ。

視界は開けているので双眼鏡で辺りを見回す。

天気も良くて登山日和だ。

一息ついたら下山開始。

幟よりも慎重な足運びでゆっくり降りる。

途中でいつもの常連さんと出逢う。そのうちの一人がドでかいミニオンズのぬいぐるみを担いでいて何事かと思っていると、子供が山にいることが嬉しかったのかバックをおろし、鈴をプレゼントしてくれた。

山に登って常連さんたちと出会うたびに何かプレゼントをもらっている息子。

ド派手な6連の鈴をカバンにつけてもらった。山に登るときはこれを付けておこうか。

平坦なところに来ればペースアップ。

周囲の動植物を観察したり、開けたところで双眼鏡で周囲を観察したり。

そんなことをしているうちにあっという間に下山した。

〇往路:天徳寺ルート

走行距離:2.58km

走行時間:1:12'33"

平均ペース:28:00"/km

消費カロリー:219kcal

平均心拍数:154bpm

 

〇復路:塚原ルート

走行距離:2.27km

走行時間:1:19'50"

平均ペース:35100"/km

消費カロリー:86kcal

平均心拍数:108bpm

 

帰宅

ただ今帰宅。

渋滞にも特に巻き込まれずスムーズで、天気も良く過ごしやすい帰省だった。

個人的にはもう少し地元であちこちぶらぶらしたかったが・・・。

独りで暮らす父親も元気で良かった。

 

取り敢えず明日から色々と片づけだ。