蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

山行記 右田ヶ岳 片山コース→三谷山縦走


おそらく今年最後になるであろう右田ヶ岳登山。
片山コースから入山し、勝坂本ルートを辿る。


気温は低く、足元は霜が降りていた。
それでも天気が良いので気持ちがいい。
澄んだ冷たい空気が肺にいっぱい入ってくる。

勝坂最大の難所の岩場を進む。
ここのルートで味わう高度感は格別だ。

勝坂の岩のテラスで休憩後山頂を目指す。
到着した時には人は誰もおらず、貸し切りのコーヒータイム。

風は穏やかに吹いている。

休憩をしていると、各ルートから常連さんたちが押し寄せてきた。
なんでもうどんを作って食すようだ。
ついさっきまで一人で過ごしていた山頂があっという間に大賑わいになる。
先を急ぐので、常連さんたちに年末の挨拶を済ませ復路を辿る。

今日は少し長い距離を歩こうと考えていたので、塔の丘ルートの途中にある三谷山縦走路へ足を進める。

右田ヶ岳北側に見える山並みは想ったよりも広大だった。

人通りの少ない縦走路のようで、シダが生い茂っており、道幅は狭かった。
延々と尾根を伝い、三谷山へ。

山頂を示す三角点周辺は展望が望めず、小さな山頂標識が掲げられているだけだった。


少し先に行ったところにある展望岩では、北側に広がる山並みを望むことが出来、いつもと違う風景を楽しむことが出来た。

塔の丘の尾根、そして三谷山へと続く尾根。

途中、山城山の山頂を経由。ここも小さな山頂標識がある。
東側の風景を望むことが出来た。

山城山を通過後、下山路につく。細く急な山道を慎重に進む。

着いた先は「きずなの森」と言う場所。キャンプや火気の使用は禁止のようだ。
平地で綺麗な場所なので、キャンプ場にでもすればいいのに。

ここからは右田小学校駐車場まで住宅街を抜ける道を辿る。
山道よりも変化の乏しいアスファルトの道の方が苦痛だった。

往路:片山コース→勝坂本ルート 1時間16分
復路:三谷山、山城山縦走路 1時間40分