昨日未明の大地震。本震と思わせておいて翌深夜に前日よりも大きな揺れが襲う。
二日にかけて寝込みを大地震で襲われ、そして今晩は強風、豪雨の嵐の夜。
今現在、外は歩けぬ程、台風の様な嵐だ。
はっきり言って、殺しにかかってきていると想うくらいの勢い。
すべからく自然とはこういうものであろう。
火の国、熊本及びその周辺地域において被災された方々には心より哀悼の意を・・・。
熊本から阿蘇、そして大分。
徐々に震源が東にずれてきているように思えて一抹の不安が残る。
大分なんて、天気のいい日に目視できるいわば対岸だ。
深夜にはけたたましく携帯電話が緊急速報を繰り返すものの、肌で感じる揺れは1,2回ほどでそれも僅かな揺れ。
現在住むあばら家もわずかにカタカタと震える程度だった。
万が一に備え、普段使っている登山装備を縦走用装備に変更。さらに軍用ザックに非常食と水を詰め込んで、いつ屋外に放り出されてもいいように準備を整えた。
こういう時こそ備えるのだ。
九州生まれながら、社会人になって初めて友人と旅行に行ったのは熊本だった。
その後、バイクに乗って初めて長距離ツーリングに行ったのも、初めて一人でキャンプをしたツーリングも熊本だった。
熊本での野外フェスでアウトドアに火が着き、新婚旅行をバイク2台で旅したのも熊本。
祖父が熊本の人間で、少なからず自分のルーツが其処に在ったりし、何かと思い出深い土地でもある。
そんな場所がこういう災害に見舞われていると何ともやるせない気持ちになる。
備えよ、さらば開かれん。
