ふなかたギャザリングの夜を終え、朝一からテントをたたんだ。
朝露でテントは湿っていたものの、とりあえず一週間後には再びテントを広げる予定があったので乾かさずしまいこんだ。
ふなかたギャザリングでの行動を共にしていたケインにお別れを告げ、周南市にある永寿苑と言うところで開催される「森の中のクラフト展」へ進路を向けた。
周防アマゾネスが、このクラフト展で出演する為だ。
周防アマゾネスの出番が例年にも増して多くなっているなぁ。
この週末はずっとどこかで出演だ。
人の事はいえないが、フットワークが軽い。
クラフト展といえば、近隣の職人さんが集まって展示即売会を行っている、いわばフリーマーケットの様なものだ。
自分自身、革細工をそれなりにやっているので、同じ業種の人たちに声をかけ、情報交換や作品作りにおけるアイデアを収集している。
将来的にはこんな感じで出店してみたいのだが、如何せん多種多様に裾野を拡げているため、出店・本格的販売までの道のりは遠いようだ。
出店を見ていると、あったあった。革細工のお店。
早速店を覗き色々とお話をしてみる。
女性の作家さんで、やはり作っている作品も女性らしさが出ている。
俺もこの「女性らしさ」を出したモノを作ってみたいのだが、如何せんアイデアが思い浮かばない。
どうやら、この作家さんも同様で、逆に俺が作るような「バイカー向け」のワイルドなモノをデザインしたり制作したりできないそうだ。
やっぱり、個性と言うのは出てくるもんなんだね。
うーん、いいねぇ・・・。勉強になります。
俺もトライしてみようかなぁ。
と、そうこうしているうちに、お姉様方が準備をなさっている。
相変わらずGXRは単体でいい仕事してくれます。
周防アマゾネスも毎月の練習や場数もこなしているのでかなり上手くなっている。
俺の発案とマユ姉様の発案で、動画をアップしだしてはや数回のライブ。
自分の動きや仲間の動きを客観的に見れて勉強になって助かるし、動画を見ながらの自主練習ができて非常に良いと好評を貰った。
少しながらでも周防アマゾネスの力になれてよかったよ。
見てて踊っている本人達も楽しそうだし、見ているこっちも楽しい。
羨ましいな。
いいよね。
仲間と一緒に楽しめるのは。
終わらない青春の一ページ!!