登山を始めたO田さんがホームマウンテンにしているという大海山(亀尾山)へ久し振りに入山した。
この場所は近隣の低山でもアクセスやルートの多さ、山頂からの眺望の良さがあって登山客が多い山のひとつだ。
毎度おなじみで、勘十郎岳から大海山を縦走するルートで山を登る。
穏やかに続く登山道。
岩の多い山ではあるが、木陰が多く朝方は心地の良い気温という事もあって軽快に歩みを進める。
鬱蒼と茂ってはいるが、登山道は明確で標識も多くとても登りやすい。
気温も高くなってきたことと、山頂では湯を沸かしてゆっくり過ごすことも無いので前回同様、ウエストポーチに飲み物と行動食だけの軽量登山。
身が軽いという事もあって比較的順調な山行だ。
勘十郎岳山頂へ。
雲一つない晴天。絶好の登山日和だ。
遠くを眺めれば海の向うの国東半島も伺う事ができた。
久住などはミヤマキリシマが見頃だろうな。
いつかは・・・とは思いつつその反面、人が多くて煩わしそうと考えてしまいなかなか足を向けられないでいる。
向きを変えれば大海山の山頂。
アップダウンを繰り返しながら大海山の山頂を目指す。
テンポ良く歩きすぎたこともあって道中の写真は殆ど撮影していなかったな。
山頂到着。標識は亀尾山。
山頂のベンチで行動食をとりしばしの休憩。
山頂には常連さんと思しき年配の方が数名。
平日でもこの山は誰かと出逢う。人気が高い証拠だな。
休憩後は東側の周回するルートを辿る。
と、空から轟音が。どうやら週末にある防府基地航空祭の予行演習で戦闘機が飛来している様子。
東側の展望台に足を運ぶと、先客の団体が空を駆け抜ける戦闘機を見て大盛り上がりしていた。
基地の下を低空で旋回している。情報をしっかりキャッチしていれば、航空祭当日よりもいい条件で撮影できたりするんだよなぁ。
残念ながら防府北基地よりずいぶんと離れている当地では戦闘機は近くまで飛行することは無かった。
右田ヶ岳だったなら、もう少し近くでその様子を見れたかも。
「ああ~帰って行っちゃった。」
展望所にいた人はこれから登りのようで、挨拶を交わしてその場を分かれた。
下山路を足早に進む。
竹林を抜けて空を見上げる。
春の終わり。夏の始まり。
木々の色はより濃くなっているように見えた。
この看板を見て、次はこっちから登ろうと想いながら、いつも同じ方向の周回なんだよなぁ。
毎回竹林コースで降りるのだけれど、仏岩コースって分岐どこらへんなんだろう。
〇往路 勘十郎岳を経由して大海山へ
走行距離:2.27km
走行時間:48'52"
平均ペース:21'31"/km
消費カロリー:237kcal
平均心拍数:138bpm
〇復路 大海山から千坊川砂防公園駐車場へ
走行距離:1.92km
走行時間:29'03"
平均ペース:15'03"/km
消費カロリー:118kcal
平均心拍数:123bpm
登山後は近くにある『あいお荘』へ。
そういえば社会人になってから車やバイクで各地を色々行くときは必ずセットでご当地の温泉に入っていたよなぁという事を今年3月に足を痛めた時に思い出した。
足の痛みを何とかケアしようと温泉に浸かったりサウナに入ったりしていく中で、思い出した『温泉が好き』という感覚。
この『温泉に入る』というアクティビティは、僅かな支出で満足度が高い。
性格上、サウナなどの設備が充実した温泉なら何時間でも入っていられる。
ふと思えば自宅から車で10分の所に小さな温泉街があるし、温泉にでも浸かってケアとリフレッシュを再開してみるかなぁ。
今回立ち寄った『あいお荘』は宿泊施設だが立ち寄りで入浴可能な温泉施設があり、高台にあるため、露天風呂からの景色はとても素晴らしいものだった。
で、風呂上りにはご当地の『車エビ塩ソフト』でクールダウン。
かっぱえびせんの粉をふりかけたような感じでしたな。
『あいお荘』は車エビ料理が有名どころなのだが、ちょっと贅沢すぎる値段で尻込みしてしまい、ここでの食事は諦めてしまった。