蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

山行記 若山~嶽山~四熊ヶ岳~法師山~永源山 5座縦走 ① (12/12)

自宅から歩いて10分ほどの若山観音には若山に至る登山道がある。

『武将道』と呼ばれる道のようだ。

若山には南側から『陶の道』と呼ばれる舗装路が山頂付近まで通っており、車でも山頂近くまで登れる。

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舗装路の方がメインで、傾斜も緩く歩きやすいこともあって近隣住民がウォーキングに使っており、朝は比較的人通りが多いルートだ。

今回の若山観音から登る『武将道』はその逆で、北側から谷間を抜けて登るルートで、見かけたところほとんど人通りが無いようなルートで、見た目は廃道のような様相を呈している。

日当たりも悪いのと少し雲で陰ってきていたこともあって、何処となく暗い雰囲気だ。

ルートとしては複雑に入り組むような感じではないので、道は何とか見える方だ。

人の往来が少ないし、北側の斜面は日当たりの関係か地形的な理由なのか樹木の倒木が目立つ。

たまに通る人が足元の倒木を払うのか、取り敢えず難なく進む。

倒木して道を塞いでいるし。

比較的標高差は無いのであっという間に山頂付近まで到達する。

山頂付近に立つとかつての城の痕跡が現われる。

どうやら蔵屋敷があった跡地のようだ。それなりに立派な城があったのだろうね。

 

山頂を目前として陶の道の看板。

陶の道とは書いてあるが、行く先は南側にある舗装路とは違う方角。

どうやらこの案内板が示す方向が縦走路になるっぽい。

一応、ここはスルーして若山山頂を踏む。

前回着た時よりも沢山の山茶花が咲いていた。

ちょうど見ごろのようだ。

山頂には人が居ない。

ウォーキングする人はあまりここまで来ないのかな。

もと来た道を戻って先程の陶の道の看板が示す方へ踏み込む。

所々にピンクのテープ。

稜線上を歩くこともあって、先ほどの武将道のような不気味さは無い。

起伏の少ない平坦な稜線という事もあって思ったよりも歩きやすい。

所々に詩が書かれた看板が。

アップダウンも少なく、思った以上に歩きやすい。

お疲れ様です。

今回は軽装という事もあって、割とペースは速め。

ルートがしっかりしているので、人の往来が多いのかな。

走行しているうちに車道に出てきた。東登山口の看板。

看板が沢山設置されていることから、一度ルート整備されているような様子だ。

車道を5分ほど北に歩くと、嶽山への入り口が現われる。

こちらも陶の道という名前が付いている。

その先に小学校という事は、きっと学校の地域学習の一環か何かでルートを整備したのかな。

何かで見たが、若山城へ至る裏のルートだったらしい。麓の集落を繋ぐ重要な道だったのかもしれない。

休耕地のような場所を進む。

嶽山へ向かうルートのひとつで、こちらの方は嶽山に至るまでの距離が短く比較的簡単なルートらしい。

お。分岐点。

このまま小畑小学校を目指せば四熊ヶ岳。

取り敢えず嶽山を目指す。

こちらは嶽山北登山口。

麓の集落に住む常連さんたちでこちらから登ってくる人も多いようなので踏み跡はしっかりしている。

雑木林の中を進む。こちらも傾斜は緩くとても歩きやすいルート。

南側からのルートと同様に要所要所に手すりが取り付けられていた。

刈り取った竹で壁みたいなもの作ってある。

分岐と思しき所には変わった道しるべ。

置かれたのは比較的最近かな?

ケルンを抜ける。

またまた道しるべ。

あっという間に嶽山に至る。

丁度常連さんが訪れる時間帯だったこともあって山頂には休憩する常連さんたちが数名いた。前回登った時に出逢った人もいたので挨拶を交わす。

ここで小休止。

ここまで来るのに1時間半くらい。

日地ルートで減算して帰宅したら丁度良い時間かな。

今日は一日かけてぐるりと一周するつもりなので、軽く行動食で補給したら常連さんたちに挨拶を交わして元来た道を戻る。

先程の分岐点から四熊ヶ岳を目指すため小畑小学校方面に足を向けるが、こちらは先程の道とうってかわって分け入る人が少ないのか、谷底という事もあるのか倒木やらで荒れ放題の様相だった。

所々ついているピンクマークと踏み跡らしきものを頼りに道を進む。

夏場に来たらガチャガチャだっただろうな。

寒波の影響もあってか肌寒いくらいだったし、これくらいの季節が低山登山には向いている。

そのまま進んでいると、農道から車道に出てきた。

パッと見、ここから分け入って嶽山を目指そう、とは思えないなぁ。

さて、ここから四熊ヶ岳を目指す。

が、四熊ヶ岳の登山口まではだらだらと長く続く車道を歩かねばならず風景の変化も乏しいので地味にしんどいんだよなぁ。しかもルート的には元来た道を戻る必要もあるし・・・。

自宅から歩いてきたので、縦走後は最後まで歩く必要がある。

全部の行程からするとまだ半分も来ていない。

まぁ、ぼちぼち歩きますか。

 

 

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