神社に繋がる石段を上から見下ろす。
『丈六様とは何ぞや?』
引っ越してきて散歩がてら近所の神社を初めて参拝した時、境内に案内板と共にあった小さなお社を見た時に想った事。
そろそろ、その小さなお社を祀る祭事が、自分が会長を務める自治会と隣接する自治会の合同で執り行われるのだが、仕切り担当となっている隣の自治会の会長から日取りは決めたというだけで、いっそ話が進まない。
日時を教えて欲しいと言ったのに日付だけ教えてくれて、時間帯とかの話が無いまま。
回覧造るから時間を設定して教えてほしいと言ったのに。
そんなもん神主に電話一本だろう。
もう2週間切ってんですけど。準備とか大丈夫かいな。
自治会長の任について初めて知った祭事で、引継ぎ資料を見ると例年担当する二つの自治会の会長と神主だけが参列するという何ともならない様子。
本音のところ、やる必要あるんかいと思ってしまう。
祭事に祀っているお社の事をネットで調べても何も出てこない。
この地域に根を張ってだいぶ経つが、このようなイベントをやるというような回覧もないし、神主からも何もアプローチが無い。
自治会費から供物の費用を捻出してまでしてやっているのに、長らく当地に住んでいる地域の人もこの事を知らないでいる。
近年の新型コロナウイルスとかで取り止めたとか、参加人数を絞って人を少なくしたとかは全く関係が無い様子なのだ。
個人的には、祭りならせめて人集めして派手目にやればいいのにと思ってしまう。
どうせ碌な娯楽も無い田舎なのに・・・。
派手にやったらいかんのかな。
やっぱり地域の中心に祭事や活動をしっかりやっている派手な神社があると、地域の活性化とかすこぶる違うんだけどなぁ・・・。
ただのインスタ映えじゃん。って指摘されるかもしれないけれど、まぁそういうところやぞと想う訳ですよ。