萩市笠山にある椿の群生地域にて椿まつりが開催されていたので足を運んだ。
椿の見頃、というのは意外に掴みづらく、桜のように木々に満開に咲くわけでも無いし、画として切り取りずらいというのもあって、個人的には撮影対象ではなかった。
群生地域に足を踏み入れると地面から生えた木の幹はすぐに分岐して左右に広がり、一つの森としてみると何とも不思議な姿だ。
そこにはらはらと椿の花が落ちる様が、儚く美しく見えるのだ。
花弁が落ちずに花ごと落ちるのは椿の特徴。
同じような花で花弁が落ちるのが山茶花(さざんか)だ。
現地への到着は午後だったので落ちた花も傷んでいたり、道に落ちた花が踏まれたりしてイマイチ画にはならなかったな。
陽が出はじめた朝一がロケーションとしては良いようだ。
咲いた花を撮影するの慣れているけれど、落ちている花を撮影するは慣れないなぁ。
落ちた花も時間帯が遅いと傷んでいるものが多いし、子供を伴っての散歩がてらだと、痛みのない花を見つけて構図を考えたりするのはちと無理だった。
春らしく花の写真が多くなってきた。