先日衝動買いしたアウトドアアイテム。
ケースを作ってやろうと色々デザインを考えていて、この正月休みの合間をぬって仕上げてみた。
革細工の腕が落ちていてあまり複雑な構成の仕上げは出来なかったため、今まで作ってきていたケースよりもシンプルになってしまった。
カッターナイフを世に送り出したオルファ。それが昨今のアウトドアブームに乗っかって、オリジナルブランド『OLFA WORKS』を昨年2月に発表した。
いつもお世話になっているハックルベリーで衝動買いしたもの。
普通のカッターと思わせて、刃がノコギリ!
本格的な上目の目立てが施されている。『山で使え!河で使え!』というキャッチコピーの通り、フィールドで使うのに適した造りになっている。
カッターナイフのように刃が悪くなれば折って使える仕様ではないが、刃本体を交換することが出来るようになっているのはオルファならでは。従来のカッターナイフの規格と同じためカッターの刃に換装することも可能だ。
このフィールドノコギリ以外にもブッシュクラフトナイフ、フィールドナイフと3種類の製品が発売されていた。
色々と調べていると、どれも基本ベースは既製品と同じ。既製品と比べると値段が2倍から3倍と高いのが微妙だけれど・・・。本体の色と刃の色・形状を変えただけでこの価格帯は正直微妙なところ・・。正直な話、既製品の本体と替刃の組み合わせだけで再現可能なのでうかつに色々と調べると、買うのに躊躇してしまうかも。せいぜい本体カラーが落ち着いた色、刃の色が黒の組み合わせでアウトドアっぽいところが売り。
雰囲気勝負に出ているところは否めない。まぁ。ちょっとアウトドアで使うのに黄色で目立つオルファを持っていても恰好良くないんだろうけど。
個人的にはブッシュクラフトナイフの方も気になったが、アウトドアで持ち出しやすいノコギリが手元に無く、ちょうど欲しかったのでこちらを購入した次第。
まぁ、持ち出すにしても使うかどうかは微妙なところだけど。
道具箱に入れておける大きさなので、持ち出しはしやすいだろう。
試しに材木を切ってみたところ、なかなか良い切れ味。刃渡り106mmなので日曜大工のような使い方は難しいが、アウトドアで流木や枝を短くするのに丁度良い大きさだ。
個人的にはこの大きさが丁度良く、アウトドアで大木を切るわけでも無いので大工で使うような大きなノコギリは必要ない。かといって、アーミーナイフに付属している短い刃渡りのノコギリは、刃も厚く使い勝手がそんなに良くないという微妙な大きさで、このオルファ・ワークスのフィールドノコギリは刃の厚さ、刃渡り、携帯性を見たところ「丁度よさそう」な大きさだった。
アウトドアギアは自作の革ケースに納めている。改めてほかのケースと比べると新入りが故、色白で玄人感が無いがそのうち馴染んでくるだろう。
一見シンプルすぎるデザインだが、飴色に濃くなった時の仕上がりが綺麗に見えると考えている。
使うかどうかはともかく、積極的に持ち出してみようと思う。
オリジナリティの高い、本革のケースに入れてれば『持ち出したい』にもなる。
持ち出して道具が手元にあれば使うしね。
持ち出しやすい形状、大きさというのも道具としてのステータスだ。