ネットサーフィンしていて気になったアイテム『Stasher(スタッシャー)』。
ようはジップロック様な保存用のパックだ。
カラーバリエーションや形から、それらよりもお洒落な雰囲気。
いわゆる台所用品の一つだ。
従来品と違うのは環境に配慮したシリコーン素材で作られていて、なおかつ使い捨てでは無く、洗ってくり返し使うことが出来るものだ。
『世界の海を汚すプラスチックごみを減らそう!』『プラスチックフリー』という様なところから開発されている製品。
パタゴニアも同じものを販売しているが、このスタッシャーがOEM供給しているようだ。
料理全般で使うことが出来、耐熱温度250℃、対冷温度-18℃というかなり幅広い温度帯に耐性を持っており、直接オーブンやレンジ、湯煎から冷凍保存まで出来るパックで、ピンチロックシステムという密封性の高いロック機構を持った作りになっている。
この耐熱性なら食洗機で使っても問題ないレベル。
この中に食材を入れて下ごしらえして冷凍保存し、直接レンジやオーブンで温めて料理を作るなど使い方によっては効率的な料理が出来るらしい。
メーカーサイトにはスタッシャーを使った時短レシピが掲載されていたりする。
キャンプではちょっとた食材はジップロックやナルゲンボトルに入れて輸送してたのだが、ナルゲンボトルでは大きすぎだしジップロックは搬送時の液漏れなどに不安があったのだが、触った感じこちらのスタッシャーの方が厚みがあり頑丈そうだった。
どちらかというと食材を入れるというよりも小物ケースとしての活用がメイン。
半透明で中身に何が入っているのか分かるので便利だ。
使い方はアイディア次第といったところか。
手に持った時の印象としてはジップロック等の使い捨てパックよりはかなり分厚く頑丈だなという印象。ロック部分も固すぎず緩すぎずでしっかりと締まり、液漏れ等に対する安心感は高い。
ただ、そうはいっても柔らかい袋なので外部から手で強く押すと口が開いて空気が抜けるので、運搬するときは重い物を上に載せないなどの配慮は必要そうだ。
もちろん鋭利なものは入れれないし、潰されて困るようなものは入れにくい。
一つは登山用としてティッシュやハンカチ、キッチンペーパーを入れる袋にして使用中。
もう一つはキャンプ道具の箱に散乱する小物をまとめて入れるケースとして活用。
濡れたりしたらまずい物を入れるのには丁度良い感じだが、食料品など衛生面をさほど気にしない使い方なのでジップロックでも十分なんだけどね。
逆に通気性があった方が良いクッカーなんかはメッシュポーチ、と使い方を上手に分ける必要はありそうだ。
登山用としては大小数種類の防水スタッフバックにタオルや防寒着、雨具等、電気小物などを小分けして入れているのだが、容量の大きさや本体重量の軽さなどで言うとスタッシャーは太刀打ちできない。
登山で使ったとしてもあくまでも食材、小物入れといった使い方で、それ以上の事は少し難しいイメージ。
それと難点なのがちょっと割高で、1つ1600~2000円程度の価格帯。
大小それぞれ一通り揃えると8000円くらいかかってしまう。
正直、食材保存容器にしては割高な感が否めない。
ブリーザーパック30枚を500円程度で購入できるので、価格だけで見ると「別に使い捨てでもいいじゃん」となりそう。品質は別としてシリコーンバックという名の物なら100均でも売ってあったりするしね。
人気が高まれば類似品で溢れかえりそうなカテゴリーだ。
すでに導入した『スタンドアップ』という自立する形の物と、一番ちいさい『ポケット』、カラビナ付の『ゴーバック』という物をそれぞれ買い増した。
『スタンドアップ』は食材用。『ゴーバック』は海やプールで水遊びをするときの小物入れ、『ポケット』は買って考える(爆)、といったところ。
アウトドアで使うなら容量が大きく、食材が入れやすく自立して整理しやすそうな『スタンドアップ』が使い勝手が良さそう。
今まで生米を持って行くときはナルゲンボトルに入れていたのだがスタッシャーに入れた方が持って行く量も無駄が無くかさばらなさそう。
サイトのコラムやレシピには色々な使い方が書かれていたので参考になるな。
ちょっとレシピ見てやってみようかな。