蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

いつかの風景 Library

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Nikon FM2 + Kodak Elite Chrome100】

レンズはAi Nikkor 50mm F1.2S。

遠景、特に風景ではF5.6~8付近まで絞り込んで写真を撮影していたが、F1.2の絞り解放で撮影してみた。やっぱり描写は甘くなるな。

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無限遠に合わせたピントも絞り解放で使うと光が収束しないこともあってかどこかぼんやりしている。

上手に使い分ければこれも味なんだろうけど、やっぱりカリッとした仕上がりの方が好みだな。

 

雑感。

2050年だかまでに二酸化炭素の排出量をゼロベースにするとかいうのが国策らしい。今の現状を鑑みればかなり高い壁だ。

欧州各国もそういう考えで、ガソリンなどの二酸化炭素を排出する車の販売を禁止にする方向らしい。

将来、原子力を用いて電気を発電し、車やバイクは電気とモーターで動く未来が来るのだ。

地球温暖化を防ぐために技術を結集して二酸化炭素の削減に邁進するのはやぶさかではない。

ただ思うところとしては、光合成二酸化炭素を炭素と酸素に分解する里山の木々を根こそぎ削って太陽光パネルを敷き、二酸化炭素排出量ゼロを謳うのは甚だ疑問なのである。その太陽光パネルや蓄電池の製造過程でどれだけの電力を使用したのか、そしてその電力は何処から、何のエネルギーから得られた物なのか。偉い人も賢い人も政治家も、誰も木々を植えようなんて言わない。

木を植えたところでお金にならないからかもしれない。

こんな調子では2050年に人類は地球上に住む場所を失うのではないか?

それも自然の摂理か。

何億年という自然界の歴史の中、数十年という刹那の如き時間で自然の流れを変えようというのは些か人の傲慢に想えてならない。

息を吐いて二酸化炭素を出すのは害悪だと言われ課税される日が、生きているうちに来ないことを願うばかりである。

 

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