雪はあるかと想って、再び莇ヶ岳へ。
前回は積雪がある中で、駐車場まで来るまで乗り入れることが出来たのだが、路面にある雪がシャーペットになっていたこともあって途中でスタック。
道の側面は川が流れているので、これ以上強引に進むのは危険と判断し、駐車場からはるか手前の林道に駐車し、そこからスタートした。
木々に覆われた林道は積雪しているものの、春一番の影響もあってか雪はグダグダに腐っていた。
雪解けの水が流れ込み、いつもよりもずいぶん水量が多く森に川の流れの音が響いていた。
15分ほど歩き登山口へ。雪はほとんど解けてなくなりかけている状態。
おしい。春一番前だったらそれなりに積雪があったかもしれないが・・・。
ガリガリの雪道を進み、今回は久々の鎖場へ。
慎重に岩肌に取りつき、登攀していく。
ここからの眺めが大好きだ。
山頂へ到着。平日という事もあってか貸し切り状態。
雪は所々にわずか残っている程度。
風も無く、日差しが暖かい。
今日はぐるりと回らず、元来た道を素直に戻る。
ガリガリになってしまった雪道では下りはより慎重になる。
下山中出逢ったおじいさん。
ベテランの常連さんのようで山頂の避難小屋を建設したメンバーの一人だそうだ。
前回の雪中行で通ったブナ尾根や新道を開拓したりしたそうだ。
色々と莇ヶ岳についての話題に華を咲かせることが出来た。
元来た林道を歩く。
春風で木の葉が雪の上に落ちてグダグダ。ちょっと画にならんなぁ。
往路：直登鎖場経由 1時間19分
復路：直登 1時間10分（おじさんとの歓談時間含む）
