ここを訪れるのも久々だ。
ここは石鎚山の修練場でもあり、短いながらも立派な鎖場が3カ所ある。
杉林を抜けて鎖場のある直登ルートへ。
今日は鎖場でトレーニング。
植林された杉林を抜けると自然のままの樹林帯に変わる。
山道は落ち葉に埋め尽くされてじゅうたんの様に染まっていた。
もう少し早ければ木々にも彩が残っていたのかな?
ひたすら登って鎖場の分岐点。
巻道を使わず鎖場のルートを辿る。
一の鎖は二の鎖の目の前にある大岩に掛けられており標識もないので、気にしていないと見過ごしてしまう。
一の鎖が掛けられている大岩と紅葉が画になった。
この鎖の存在に気が付いたのも、何度か莇ヶ岳を訪れるうちに、何故標識に二の鎖と三の鎖の標識しかないのか疑問に思った事と、だとすれば一の鎖はどこかに在る筈だと考えて探していたからだ。
鬱蒼と茂る木々の奥にあり、思っていたところと違う場所にあったんだなぁ。
今回は最長となる三の鎖を登るので、一の鎖と二の鎖はパスした。
本場・石鎚山と比べると小ぶりだが、それでも立派な鎖が掛けられて山頂まで伸びている。この三の鎖を登ればすぐ目の前が山頂になる。
久々の鎖場に苦戦させられたが、3点確保で慎重に登り頂を目指す
ひー。久々だと結構しんどいぜ。
無事鎖場の終点へ到着。
遠くの山並みが色づいていて綺麗だった。
山頂到着。
山頂で湯を沸かし、体が温まる生姜入りココアを飲み干す。
西高東低の気圧配置になってくるようで、山頂は冷たい北風が強く吹き付けていた。木枯らし一号といったところか。本格的に冬になってくるんだろうな。
雲の動きが早い。そして風が冷たい。
山頂の平坦部付近を散歩。
ここは県内では珍しい避難小屋が設置されている。
休憩後は巻道を戻り、周回せずにピストン。
下山は枯れ葉で足を滑らせないように十分注意が必要。
下山は僅かに残った紅葉を楽しみながらの下山となった。
久々の鎖場。なかなかスリリングで楽しかったわ。
往路:正面コース 三の鎖経由 1時間
復路:正面コース 巻道経由 50分