山行記　右田ヶ岳（10/1）　直登コース→忠魂碑コース

友人のS君から右田ヶ岳山頂で朝日を見ようとの事で夜明け前から山頂を目指した。
S君の希望で直登コースを登る。
夜明けに登頂が間に合わずともひらけたルートから夜明けが見えるからだ。
月明かりのない真っ暗な登山道をヘッドランプの灯りを頼りに登る。
いつもの歩きなれたはず登山道とは違い、視界が限定されていることもあってか初めて登る山の様な緊張感。
久々に登る右田ヶ岳の直登は結構つらく、息を切らした。

山頂に到着。
既に山頂の国旗が掲揚されている。

すると一人の男性が近寄ってきて握手を求めてきた。
『初めまして。Sironamakoです。』
なんと俺の登頂を待ってくれていたのだ！

登山を始めようと思い立ち、ネットで右田ヶ岳の事を調べていると、トップでヒットしたのが氏のブログ。
丁寧な記事と、どんなことがあっても毎日右田ヶ岳に登りブログを書きこむスタイルに感銘を受けいつも拝見させてもらっていたのだ。
特に氏が載せている登山地図情報は登山初心者の俺にとっては非常にありがたく、「まだこんなに右田ヶ岳に登山道があるのか」と驚くばかりだった。

それ以降何度か右田ヶ岳にて氏と出逢う事を目的として時間帯を狙って登山するもニアミスにとどまりなかなか出逢う事が出来なかったのだが、ようやくこの右田ヶ岳で出逢う事ができたのだ。

静かな山頂で徐々に明るくなる空を眺める。

久々S君と言う相方との登山。
不思議な感覚のナイトハイク。
雲海こそ望めなかったものの綺麗な朝日を拝むことが出来た。
何よりもファンだったShironamakoさんと初対面をすることが出来たので思い出深い山行になった。

夜明けを見届け、Shironamakoさんと再び逢えることを祈念し、S君と山頂を後にした。

帰りはS君初の忠魂碑コースにて下山。