蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

山行記 右田ヶ岳 〜塚原ルート→天徳寺ルート〜 暗中行


日の出よりもだいぶ早く起床して、右田ヶ岳山頂へ。

ヘッドランプの灯りを頼りに山頂を目指す。
普段行き慣れた道も、あたりが暗いこともあって見える景色は限定的だ。


時折休んで下界の街灯りを臨む。
右田ヶ岳は進むほどに高度感を得られるので、何とか退屈しない。
深い樹林帯なら、暗闇すぎて怖いだろうし、何よりも景色が見えないので退屈だろう。


途中数人の登山客と出逢う。
朝5時というのに、結構人がいるもんだ。

普段なら登り最中の風景も撮影するが、そうはいっても暗いので撮影は行わず山頂を目指した。


右田ヶ岳山頂から望む防府市パノラマ。

いつもはカメラのパノラマモードで撮影しているが、画素数が少ないのとパノラマ合成にムラできやすい。(途中で輝度が変わったらパノラマ撮影中に露出を変えるようで、かなり継ぎ目が解る合成をしてしまう。)
暗闇だとイメージ通りにはならないと想ったので今回はカメラの露出をマニュアルにして重なるように複数枚撮影し、MicrosoftICEでパノラマ合成した。
撮影時の露出を固定しているのと、使っているソフトが優秀という事もあってか、これだけ複雑な画なのに、継ぎ目が分からないくらいのレベルでパノラマ合成をしてくれるのでありがたい。


ひと手間掛かるが、今度からこれ使おう。



桜の名所桑の山。


沿岸の工場地帯。



工場夜景ではない街の夜景を撮影するのは久々だなぁ。

朝日を拝もうと想ったが、あいにく曇り空であったので、撮影終了後天徳寺ルートにて下山を開始。
途中から景色は段々と明るくなってきた。

山頂は少し霞んでいる。



で、石船山を越えたあたりで、500 TYPE EVA新幹線が目の前を通過。
広角レンズじゃちょっと足りないかな。すぎるのは一瞬なのでレンズ交換の暇がない。




結構寒いかなと思ったが、行動中は体があったまるのでそれなりに汗ばんだ。
夏と比べると途中で摂る水分がとてつもなく少ないが、気にはならない。
手持ちの温度計は5度を下回っていたが、意外に平気だった。
ウールTシャツと薄手のフリース、その上に防風のソフトシェル。
携行している薄手ダウンとレインウェアを組み合わせれば、零下でもまだ行けそう。


往路 塚原ルート 1時間7分
復路 天徳寺ルート 50分