一人で過ごす週末。
天気もいいので最近めっきり嵌ってしまった登山に出かける。
場所は山口市にある『東鳳翩(ほうべん)山』だ。
今年の秋頃に登山を始めて、間もないころに登った山だ。
ここ二つ堂ルートは道がしっかりしていて歩きやすい場所。
普段岩山を登ることが多いこともあってか、木々に覆われた土の道を歩くのは新鮮だったりする。
傾斜もきつくなく、一度目に登山した時と比べ体力がついてきたこともあってかサクサクと登れる。
山頂に到着すると見慣れた顔が・・・。
職場の先輩がトレーニングで訪れていた。
以前からトレーニング場所で毎週通っていることを聞いていたので、もしかして会えるかと想っていたが、駐車場に車が見当たらなかったのでそう甘くないかと思わせつつ、しっかりといたのでなんだか面白かった。
先輩もまさか山頂に俺が現れるとは思ってもおらずとても驚いた様子。
昼食には早かったことと、先輩はザックにダンベルと大量の水程度しか装備していなかったので、山頂で湯を沸かし、コーヒータイム。
しばしの山談議の後に、二人で下山することに。
誰かとパーティーを組んで行動するのはこれが初めてだ。
先輩はかなりの回数この東鳳翩山を登っているが、いつもこの二つ堂ルートのピストンだけで他のルートは行ったことが無いという事。
俺はどちらかというと、『登りと下りは違うルートの方がおもろい』派なので、まだ行ったことのないルートを提案。
前回はは21世紀の森から萩往還を縦走するルートを辿ったが、今回は悪路と名高い?『ナマナマルート』を選択。
看板には倒木やらは撤去されているようで、推奨コースとして紹介されていた。
以前この看板には『悪路』なんて書いてあったのだが・・・。
二つ堂ルートと比べ木々も生い茂り、人の入りが少ないのか山道も狭い。
苔むした倒木も多く、今までにない不思議な風景が広がっていた。
夏ごろに撮影に行ったことのある『錦鶏の滝』に出るという事なので、何度も沢を横断する。
尾根沿いの明るい『二つ堂ルート』とは逆で谷を進む湿潤な暗いルートが『ナマナマルート』だろう。
また、『二つ堂ルート』とは違い結構急な坂が多かったのも特徴だ。
『二つ堂ルート』と比べると『悪路』にはなるのだろうが、ニッチもサッチもいかないという訳ではないので、次回はこちらを登りで使ってみたい。
沢を横断する先輩の図。
九重でいろいろと心をへし折られたそうで、訓練せねばならぬとザックも大型、靴もアルパインブーツにスペックアップし、その新装備の初トライだったそうだ。
俺が雪の『三倉岳』に登った時に九重連山へのアタックだったらしいから、そりゃ手酷くやられたそうだ。
以前滝の撮影に行ったときは全くこの看板に気付かなかったんだけどねぇ・・・。
本来ならば、どっしりと三脚を据えて撮影するんだろうけど、軽く記念撮影的に・・・。
次回東鳳翩山へ登るときは絶対にこのルートだな。
往路:二つ堂ルート 1時間16分
復路:ナマナマルート 1時間11分