蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL


一条のラインが雲の中に消えた後、雲の向こうで強烈な輝きを発した。



周南市美術館で『光展』という写真展へ遊びに行った。
写創蔵からの紹介で去年くらいから足を運ぶようになった。
会期が短いから、休みとのマッチは運任せである。


『光展』は西日本をエリアとしたノンジャンルの写真展で、風景からスナップ、ゴリゴリに合成したものや、俺の感性では『よー解らん。なんで入選なんじゃ?』なものまで様々だ。数ある応募の中から各賞に輝いた厳選された写真ばかりだろう。
写創蔵の経営者のおっちゃんは山口県知事賞だったな。


平日という事もあってか年配の方々が多く、それでも来場者は後を絶たなかった。
光展の役員か係の人か、初老の男性に声をかけられいろいろと写真談義に華を咲かせた。
自分が写創蔵の会員であることを話してみると、
『若い人の自由な写真が見てみたい。応募してみては?』
と。
コンテストに興味はない。
あるとき、何処かの写真グループだろう。
○○コンテストは○○さんが審査員で、採用される傾向はこんな雰囲気だから、それを目指してみる。みたいな話を聞いたり、こういう写真じゃないとなかなかコンテストの審査委員に気に入られない。などという話を、結構な頻度で聞いてしまった。
『写真は良いんだろうが、そんな撮影がつまらねぇ。』と想って、コンテスト狙いというのはぷっつりと無くなってしまった。

でも、二回ほど光展を覗いてみて、出してみてもいいかなと思った。
受かる受からないは別として、一つの区切り的に臨んでもいいかもしれないし。
面白い写真が出来たならば、2015年度に出してみてみようかな?