蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

広角機動隊 〜反省編〜


蒼いトンネルの中を進む動く歩道
不思議な空間が目の前に広がる。


広角レンズの使いどころだと想うことが比較的多いが、構えてみると意外とその使い方に難儀する。


面白いかなと感じた風景も、広角レンズの画角におさめたら小さく映り、思ったよりも殺風景になってしまうことが多い。遠近感を出す撮影もアイディア次第だろうが、そのアイディアをひねり出すのに一苦労だ。
ある意味、被写体へのアプローチを良く考察しないといけない。
この点は単焦点レンズとよく似ている。
遠近感や立体感を出そうと想うと足で稼がないといけない上、四隅に余計なものが入り込まない様に十分気をつけなければならない。
まんま単焦点だ・・・。

Nikon1の広角レンズを手に入れて、もうすぐ一か月。
どうやら気を許して撮影してはいけないようだ。




レンズは購入以来ほぼボディに付けっぱなし。
Nikon1レンズ群の中では他のレンズと比べかなり割高な価格設定に思えるのだが、俺自身がNikon1 V3との相性が良いせいか、かなりしっくりきている。
Nikon1もターゲットユーザーがどんなものを対象にしているかわからないが、もう少し価格を抑えてリーズナブルにした方がいいんじゃなかろうか。
せめてオリンパスやリコーの様に遊び心のあるおもちゃレンズでも出してほしいな。


普段24mmを下回る画角を使うことが少なかったせいか、なかなか思い通りに使いこなせないところがある。
AF-S NIKKOR 16-35mmF4をD4に搭載して撮影しているが、ほとんど屋内撮影の為で、風景撮影の為に持ち出すことが無かった。
屋外と言ったらせいぜい星景写真くらいだろうか。
それでも俺にとっての3本の主力レンズのうちの一本で、重要な局面では必ず出撃するレンズだ。
こういう時こそ、じっくりとその場に立ち、フレーミングを意識してしっかりと撮影したいが、なかなかどうも時間が無い。


小型軽量、故に気軽に撮影しすぎて雑。

そんなところか。

もう少し脇を締めよう。