日没。
会場は闇に包まれると何も見えなくなり危険な為、周りが闇になる前に撤収した。
シャトル便が往復し、お客さんを朝の集合場所であった上関城山公園へと運ぶ。
ここでやろうか。
ふと、思い立った。
このイベントのフライヤーにファイヤーパフォーマンスと銘打っているし、セットで俺の名前も記載されている。
田ノ浦ではファイヤーをやるタイミングが無かった。
これを期待してくれている人はほとんど居ないかもしれないが、せっかくだし、帰宅するお客さんの送り火として火を燈し力を解放した。
いいっしょ。こんなノリでも。