たまには違う山へという事で、亀尾山(大海山)を目指す。
近場の山でも登山客が多い山の一つで、毎度おなじみの勘十郎岳を経由して亀尾山へ至る縦走路を歩く。
登山口は今年の夏に友人家族とデイキャンプを楽しんだ千坊川砂防公園が入り口の起点。
ここを起点に複数の登山口があり、何処から登っても主峰である亀尾山山頂に行き着く。
右田ヶ岳と同じく花崗岩に覆われた山域で、木も細く低い樹林帯を進む。
右田ヶ岳と違うところは岩場は山の頂に集中して足場の悪い箇所が少ない事と、比較的穏やかな坂が続くのでとても歩きやすい山道になる。
道幅も広く、取り付いて尾根に入れば視界が開け、眼下には大海湾を望む事が出来る。
気温も低く、北東の風が強く吹いていたこともあって体感的には涼しく快適な登山となった。
木が低く遮るものが少なくなる。
見渡せば亀尾山の山頂が先に見えた。
あっという間に勘十郎岳の山頂へ到着。
岩場の間のスペースに椅子が並べられていて、ゆっくり休憩したりするには丁度良い。
目標をここまでにしておくというのもありだ。
岩場の奥にも休憩スペースが。しかしよくここまで椅子を持ってきたなぁ。
そのまま縦走路に入り隣の亀尾山山頂を目指す。
山道はよく整備されていると思う。
尾根に入れば幅広く、木段も付けられていて安心度は高い。
道中登山客と挨拶を交わした。アクセスのしやすさや山頂からの展望の良さもあって常連客が多い。
山頂前の分岐へ。
最後の幟を抜けると本命の亀尾山山頂へと至る。
山頂には木製のテーブルや椅子が沢山設置してあり、他の登山客も腰かけて休憩をしている。
俺も海の見える特等席の椅子を借り、久しぶりの山頂でのコーヒータイム。
もう少し晴れていれば遠く九州の山を望めたかもしれない。
海も近いので山頂からのロケーションはとてもよく、海と山を同時に楽しめてお得な感じになる。
普段は道の東側をぐるりと周回するようなルートを辿るのだが、今回は自然散策ルートを下る。
一度登りで使った事があったかな。
登山口から山頂までの距離は一番短いものの、急な斜面が続くので登りはきつかった印象だった。
道幅は広く、障害となる箇所は無いが、慎重に足を進めて下山を目指す。
木陰に入ると少し肌寒くなってくる。
鬱蒼とした木々の間を縫って元来た駐車場へ至った。
往路:東ルート勘十郎岳縦走路
走行距離:2.43km
走行時間:58'47"
平均ペース:13'57"/km
消費カロリー:197kcal
平均心拍数:136bpm
復路:自然散策ルート
走行距離:1.58km
走行時間:23'26"
平均ペース:14'17"/km
消費カロリー:88kcal
平均心拍数:122bpm
自然散策ルートは距離が短いこともあってか下山では30分かからずに降りてくることが出来た。この山の醍醐味はやっぱりぐるりと円を描く様に周回できることろだな。
登山ルートも多く北側にある福西山へ至る縦走路もあったりと、飽きない要素が多い。