蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

山行記 右田ヶ岳 〜塚原ルート〜

夜のお仕事のお勤め前。
兎に角、空がきれいに晴れているので、山の一つでも登ってやろうかと想った次第。


仕事前なので、体力的に無理のない右田ヶ岳へ。
体力トレーニングには、負荷・山行時間・アクセスの三拍子がそろっていることもあり、ここばかり登っているが、なかなか飽きさせない。


今回は『塚原ルート』からの登山。
岩場を登る急登ルート『天徳寺ルート』。
東の尾根ののんびりハイキングルート『塔の丘ルート』
西に広がる岩の尾根『勝坂ルート』
どのルートも趣が違い、一つの山とはいえなかなか楽しめる。

今まで主に下山で使っていた『塚原ルート』を初めて登りで使ってみることにした。

結構このルートで出逢う人が多いので、右田ヶ岳でいうと一番登山客が使うルートなのだろうか?


いつも下りで使っていて、意外にすんなり下山できるのでそんなに大したことないかとタカをくくっていたが、意外に登りとなると勝手が違う。
岩場や砂地が多いのでしっかりと足が接地しているのを感じながら、一歩一歩登らないといけないので、想っていた以上に体力を削がれたなぁ・・・。


五合目を過ぎたところから見る山頂。

本当に雲一つなく快晴。


山頂からの風景。若干霞んではいるが、九州・四国が見えたね。


おやつを食べて、そのまま元来たルートを下山。


これだけ天気が良いと、家で引き籠っているのが勿体ない。
天気のいい日は外に出るに限る。
まさに『蒼天遊々』だ。


登り側ではメインとなる登山道は制覇した。


いや、実は国土地理院の地形図に載っていない秘密とされている裏ルート(と、勝手に想っている)『直登ルート』が隠されているのだっ!
これは、メインの4ルートをコンプリートしたときに現れる秘密のルートで、右田ヶ岳では最難関ルートとの伝承が・・・!!(RPG的思考)


『直登』・・・なんと男らしい響きだろうか。
最早、この響きだけでどういうルートであるか想像が出来るカッコよさ!


4つのルートを制しないと現れないはずだっ!
(今回直登ルート狙いだったが、息が上がって分岐を見過ごしてしまい、そのまま登頂。右田ヶ岳に『お前にはまだ早いと』ルートを閉ざされてしまったと勝手に解釈。何でかなぁ・・・いつも下山中には看板もルートも見えていたのに・・・。)


さて、右田ヶ岳・・・低山の里山と想っていたらなかなか魅了してくれます。
次回は慎重に登り、『直登踏破』を狙います。


職場のクレイジー登山趣味人の後輩曰く、『あの山の山道を体験したらここら辺の山は大体イケます。』とのこと。
最初何のこっちゃと想っていたが、なんとなくわかる気がする。


青空になびく日の丸。
シンプルな造形だが、俺は最高にかっこいい国旗だと想う。


往路 塚原ルート 56分
復路 塚原ルート 40分