2014-12-30 流れる 特に予定も意味もなく、寂地峡という渓谷へ降り立った。 年末だからと街へ出かけて騒ぐには元気がないし、家に引き籠るには有り余っていたからだ。 渓谷にはとりわけて何もなく、中途半端に溶けた雪があるだけで、この年末にこんなところに来る人もおらず、ただただ滝から水が流れているだけだった。 2014年という年も残すところあと一日。 静かに振り返ってみると大きく変化のあった一年だったと想う。