周南市の駅前大通り。
少し前の写真だが見ごろの最盛期一歩手前というところか。
銀杏の独特の香りが道いっぱいに広がっていた。
一時期、落ち葉の処理が大変だの、異臭が店先に広がって迷惑だの取り沙汰されていたが、木々から見れば勝手に植えといて人間とは何て身勝手な事を言うのだろうか。
この黄色に染まる風景も、銀杏の独特の匂いも、秋と冬の分水嶺を伝える自然のメッセージと思いたい。
朝練がてら、自宅から30分ほどの所にあるダム湖の湖畔をバイクで周回。
道が狭く荒れているので加減速しながら楽しむ運転はできないが、紅葉を散策する程度だとちょうどいいコース。
見ごろも後半か。
今年はいつものイメージと違い、一気に紅葉せず段階的に色が変わっているような気がする。
竜王山の登山をした後、紅葉の名所でもある東行庵に出向いたが、こっちの樹は紅葉が終わりなのにあっちの樹は全く紅葉していないというような状態だった。
こちらはその東行庵の紅葉。
こんな絵の切り取り方していると、ロケーションあんまり関係ないなぁ。
もう少しロケーションにこだわった撮影してみよう。
名古屋に出張した時に購入したアウトドアリサーチの登山用手袋をついでに実践投入。さすが登山用。
ゴアテック社のウインドストッパーがかなり効く。
山間部に入ると気温は低かったが、手先が冷たくなることは無かった。
滑らかで手にもぴったりフィットし、バイクの操作感にも問題なかったので登山でもバイクでも日常生活でもオールマイティに使えそう。
今年の冬はこれで過ごしてみようか。
今年もとりあえず紅葉を撮れたのでとりあえず良かった。
ただ、ここ数年は「これは!」と思うようなものを撮影できていないのも事実。
ロケーションもあるんだろうけどタイミングもかなり重要だしねぇ。
まさに一期一会。
久々にいつもの美容室ALIAで髪を切った。
アメリカンテイストの店内はワイルドな仕様で、美容室というよりはどこか雑貨屋的雰囲気を醸し出している。
家族でお世話になっていることもあり、家族で出向くことが多い。
この日はママ友とその子供を伴って入店したのだが、俺が髪を切っている傍らで子供たちが店内を清掃しているという変な光景でしたな。
切ったその場からマントについた髪の毛をほうきで払われる、ゴタゴタっぷり。
髪を洗っているときに、ほうきで突くな。
『本日のALIAのサービスは過剰気味にやっております。落ち着いた雰囲気というのはやめました~。』
と、店主・軍曹のアナウンス。
散々遊んだ挙句、髪洗い場の椅子を伸ばして爆睡するって言うね。
お騒がせしました。
大体、山の上の展望台で見る街の夜景が多いのだが、こうやって街の中心にあるような高い建物の上から街を見下ろす、というのは稀かもしれない。
正直な話、山口はそういった場所は少ないし、ここまで賑やかではない。
広大な平地に大都会が多いように、霞む地平線の奥まで街並みの明かりが続いていた。
名古屋城も間近で見たかったが、時間の都合上ここからの展望のみ。
街の中心となる駅は新幹線、在来線、地下鉄、バスターミナルと網の目のように配置され、行きかう人で溢れかえっていた。
お店も多いし、やっぱり都会っていいよなぁ~と思う。
仕事を終えて、自宅近くの古臭い駅に到着したときに、思ったのは、
「なんと静かな所か。」
降りる人はいないし、駅員はいない。
自動改札どころか、切符は金属製の箱に投函する。
夜の時間になると電車は1時間に2本。駅舎にはツバメの巣がある。
都会の人がこういうところに来ると、なんてノスタルジックな光景なんだと感動するのかもしれないね。
巨大な建物故、麓にある立派な像の大きさがぼやける。
幻のスフォルツァ騎馬像。
かつてレオナルドダビンチが作成したが、動乱で作成が途中で断念され幻となったものを、残されたデッサンや手稿を基に現代の技術を駆使して再現したそうだ。
馬の血管や騎士の表情、筋肉の動きなど細かいディテールが精密に再現されている。
これ、俺が見た像の中で最大級かも。
国際会議場の大きさのせいでどのように撮影しても『大きく見せる』ことが出来なかった。
実はこの像、全高8m以上あって、三階の建物の高さと同じくらいなんだよね。
建物の2階から撮影したもの。人物でも入れればその大きさは一目瞭然だったんだろうけど・・・。
こんなもん、よう作ったわ。
スカイプロムナードの回廊。
ここの展望台から名古屋の中心を見下ろす、夜景ポイントだ。
平日の夜遅くという事もあってほぼ貸切状態。
星空は見えないかわりに地上には美しい街並みの輝きが広がっている。
回廊は1時間に数回、霧とイルミネーションで彩られて独特の雰囲気を出していた。
やっぱり都会はオシャレだなぁ。
ikazuti-d.hatenablog.com
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