蒼天遊々な旅

LIFE IS TRAVEL

SUMMER RIDE


ツーリングの初めはいつもお世話になっている写創蔵から。
久々に挨拶をしに行った。ご厚意に甘え手づくりのゼリーを頂く。


毎週のようにここへ足を運んでいたのが懐かしいくらいだ。
ここを基点に西へ向うか東へ向かうか。そんなことを当時あった大陸堂で休憩をしながら考えていた。

バイクで訪れるのは何年ぶりになるだろうか。
山口県西側のツーリングコースど定番、秋吉台から角島へ抜け、油谷千畳敷を周回するコース。
ツーリングに限らず、観光地としては県内屈指の見どころの多いコースだ。

平日という事もあって車通りが少なく、順調に道を進む。
『夏はバイクは涼しくて気持ち良い』そんなことを言う奴は、バイクに乗ったことのない奴の戯言だ。
真夏の炎天下の中を駆け抜ける時は、風が吹き付けて涼しいイメージが強いがそんなことは無い。
足元のエンジンで加熱された空気が下半身に当たり、上半身は生ぬるい風が吹き付けて来るかなり過酷な環境だ。
汗は風で飛ばされてべたつくことは無いが、いつの間にか体内の水分が脱水しているので注意が必要。
止まればアスファルトからの照り返しと空からの直射日光で照り焼きにされる。
カッコつけてタンクトップ一枚でバイクに乗った日には最悪の結果になる。

それでもバイクに跨るのは、バイクに乗るという行為自体に快感を感じているからに違いない。


バイクは決して快適とは言えない乗り物だが、季節やその道の空気感を肌で直接感じれることが出来る乗り物だと想う。




角島に来るのも3年ぶりくらいだろうか?
平日でも人が多く海水浴客や観光客で賑わっていた。
休日ともなるとあっという間に大渋滞なので、嫌煙して訪れるのは決まって平日だ。


ここ数年で一気に知名度を上げた元ノ隅稲荷神社。
今は立派な観光案内所や土産物屋、有料駐車場が綺麗に整備されて正直驚いた。
綺麗な場所なので一度は訪れたい場所だ。

そして締めは千畳敷
元ノ隅稲荷神社から千畳敷に至るまでの道も綺麗に整備されている。
観光資源を生かそうと、油谷に点在する観光地を綺麗に整備して繋げているのでアクセスがとてもしやすい地域だ。


久々にバイクで一日中長距離を駆け巡ったなぁ。
それこそバイク乗りたての頃は、仕事が終わるとすぐにバイクに跨って近所を回っていた。
休日ともなればずっとバイクに乗って出かけていたし。
勿論今は全く乗っていないわけでは無いが、近所の広域農道を1時間ほど周回するだけだったのでイマイチ走った感が無かった。
山登りに没頭しなかったら、そうではなかったのかもしれないがそれを後悔しても意味は無いし山登りは山登りで新しい発見があったので、自分なりに上手に調整しながら楽しんで行ければと想う。



まだまだバイクには跨っていたい。